映画「彷徨える河」 | birds-rtcj30のブログ

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 月曜日は、仕事は、朝3時間だけなので、そのあと、渋谷のシアター、イメージフォーラムへ「彷徨える河」を見に行った。

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 11月7日(月)

 「彷徨える河」は、時を隔てて、アマゾンを遡った2人の探検家の手記をもとに作られたという。


 モノクロの映像が、アマゾンの不気味さを感じさせる。

 先住民のジャングルに対する畏怖、や、彼らの精神世界を見るよう。


 ゴム農園で、奴隷のように働かされて、人間性を失いかけ、キリスト教の布教活動により、民族の誇り、尊厳、生活も失いかけた先住民。彼らの嘆きが聞こえてくるようだ。


 ジャングルで、ひとり、布教活動をしていた宣教師の狂気が描かれた場面、また、自ら神となったつもりで人々を洗脳する男の姿などは、ヘルツォークの「フィッツカラルド」「アギーレ 神の怒り」を、思い起こすような。

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 ラストの精神世界を現すような、映像は、すごい。


 深遠なアマゾンを彼らとともに、さすらっているような、感覚にとらわれるような映画であった。


 15:55、終映。

 
 15名ほどの人が見に来ていた。

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