月曜日は、仕事は、朝3時間だけなので、そのあと、渋谷のシアター、イメージフォーラムへ「彷徨える河」を見に行った。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/66/22/j/o1474094314438228594.jpg?caw=800)
11月7日(月)
「彷徨える河」は、時を隔てて、アマゾンを遡った2人の探検家の手記をもとに作られたという。
モノクロの映像が、アマゾンの不気味さを感じさせる。
先住民のジャングルに対する畏怖、や、彼らの精神世界を見るよう。
ゴム農園で、奴隷のように働かされて、人間性を失いかけ、キリスト教の布教活動により、民族の誇り、尊厳、生活も失いかけた先住民。彼らの嘆きが聞こえてくるようだ。
ジャングルで、ひとり、布教活動をしていた宣教師の狂気が描かれた場面、また、自ら神となったつもりで人々を洗脳する男の姿などは、ヘルツォークの「フィッツカラルド」「アギーレ 神の怒り」を、思い起こすような。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/3b/5a/j/o1474094314438228645.jpg?caw=800)
ラストの精神世界を現すような、映像は、すごい。
深遠なアマゾンを彼らとともに、さすらっているような、感覚にとらわれるような映画であった。
15:55、終映。
15名ほどの人が見に来ていた。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/df/2b/j/o1469092114438228693.jpg?caw=800)