渋谷の東急文化村のル・シネマへ「海は燃えている」を見に行った。
この映画館は、火曜日が、誰でも、1100円で見られるので、仕事の日にもかかわらず、出向いた。
3月7日(火)
上映は、13:20から。
ホールは、そんなに広くはないけれど、ほぼ満席に近いのには、驚いた。
この種のドキュメンタリー映画としては、珍しいと思った。今日が、サービスデーということがあるにしろ、う~ん。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/95/e0/j/o0713040014438238995.jpg?caw=800)
イタリア南部、アフリカにもっとも近い、小さな島。
そこにアフリカや中東などから、粗末な小舟に、アフリカや中東などから、何百人もの難民が乗って、やって来る。
島の住民は、ほとんど、彼らとかかわることもない。ただ一人、医師だけが、死体検分や難民の健康チェックのために、彼らと接触する。
その医師が語る、難民船の様子などは、壮絶極まる、、、
また、ひとりのナイジェリアからの難民が、カメラに向かって語っている。
「サハラを超えてくるとき、水もない、食料もない、自分の尿を飲むんだ、そこで、何人も死んだ、リビアでは、何年も牢獄へ入れられた、そこも食料もない、たくさんの人が死んだ…」
また別の難民は、何も言わず、ただ眼のあたりから、赤い液体が流れていた。血の涙か?
船倉に、折り重なるようになった死体。そこは、空気もなく、食料も水もない。
先に医師によれば、難民船にも等級があり、甲板上で、空気のある一等は、1500ドル、最下級の船倉は、800ドルらしい。
800ドル!それでも難民にとっては、もしかして、借金して、全財産かも、、、
そうまでして、命がけで逃れてきて、果ては、、、
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/44/99/j/o1368096014438239044.jpg?caw=800)
こうして、救助され、生きてこれたことに涙流す難民もいる。海で、難波、遭難する船も多い。
しかし、彼らは、難民センターのような施設にへ入れられ、、、その後、どうなるのか、映画は、何も語らない、、、
ギリシャなどでは、増える難民のテントなど、地元住民との関係はあまり、いいものではないようだけど。
この島では、どうなのか。かかわりは見えない。
終映は、15時半過ぎ。
自宅へ帰らず、職場近くで時間を過ごしてもよかったのだけれども、そそくさと自宅へ帰った。
17時前ごろ、帰宅。
少しして、いつもの時間に、職場へ向かった。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/26/f5/j/o1343091414438239092.jpg?caw=800)