映画「海は燃えている」 | birds-rtcj30のブログ

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 渋谷の東急文化村のル・シネマへ「海は燃えている」を見に行った。

 この映画館は、火曜日が、誰でも、1100円で見られるので、仕事の日にもかかわらず、出向いた。

 3月7日(火)

 上映は、13:20から。

 ホールは、そんなに広くはないけれど、ほぼ満席に近いのには、驚いた。

 この種のドキュメンタリー映画としては、珍しいと思った。今日が、サービスデーということがあるにしろ、う~ん。

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 イタリア南部、アフリカにもっとも近い、小さな島。

 そこにアフリカや中東などから、粗末な小舟に、アフリカや中東などから、何百人もの難民が乗って、やって来る。

 島の住民は、ほとんど、彼らとかかわることもない。ただ一人、医師だけが、死体検分や難民の健康チェックのために、彼らと接触する。

 その医師が語る、難民船の様子などは、壮絶極まる、、、

 また、ひとりのナイジェリアからの難民が、カメラに向かって語っている。

 「サハラを超えてくるとき、水もない、食料もない、自分の尿を飲むんだ、そこで、何人も死んだ、リビアでは、何年も牢獄へ入れられた、そこも食料もない、たくさんの人が死んだ…」

 また別の難民は、何も言わず、ただ眼のあたりから、赤い液体が流れていた。血の涙か?

 船倉に、折り重なるようになった死体。そこは、空気もなく、食料も水もない。

 先に医師によれば、難民船にも等級があり、甲板上で、空気のある一等は、1500ドル、最下級の船倉は、800ドルらしい。

 800ドル!それでも難民にとっては、もしかして、借金して、全財産かも、、、

 そうまでして、命がけで逃れてきて、果ては、、、

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 こうして、救助され、生きてこれたことに涙流す難民もいる。海で、難波、遭難する船も多い。

 しかし、彼らは、難民センターのような施設にへ入れられ、、、その後、どうなるのか、映画は、何も語らない、、、

 ギリシャなどでは、増える難民のテントなど、地元住民との関係はあまり、いいものではないようだけど。

 この島では、どうなのか。かかわりは見えない。

 終映は、15時半過ぎ。

 自宅へ帰らず、職場近くで時間を過ごしてもよかったのだけれども、そそくさと自宅へ帰った。

 17時前ごろ、帰宅。

 少しして、いつもの時間に、職場へ向かった。

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