6時半過ぎ、下り始めるが、もうすでにだいぶガスが上がってきていて、7時半ごろ、肩の小屋まで降りてきたときには、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳の山頂部分が、ほんの少し、見えている程度でした。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/01/47/j/o1024076814438213625.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/e6/46/j/o1024076814438213710.jpg?caw=800)
ガスかかるの早すぎ!ここから、小太郎尾根の分岐までは、それらの山を眺めながら、楽しい山歩きのできる道だというのに、来るときと同じく、何も見えなかった。
山頂で、あれだけ見れたのだから、よし、よし。
帰りは来た時のコースとは違う、草すべりコースをとることにした。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/5b/39/j/o1024076814438213764.jpg?caw=800)
ガスがかかっている高度より下がってきたのか、青空が広がってきた。
右俣コースもきつい坂道だったけれど、こちらもかなり急。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/bd/20/j/o1024076814438213848.jpg?caw=800)
ルリビタキが目の前に現れてくれた。けど、彼は、警戒の声を発していた。おそらく近くに、幼鳥でもいるのでしょう。
なにも、危害は加えませんので、その愛らしい姿を、ほんの少しだけ見せてね。すぐに、離れてあげるから。
こちらのコースもあちこちに花が咲き乱れ、ベニヒカゲも飛び回っていた。写真なら、昨日よりも今日のほうがまだ、晴れているので、よかったけれど、あまり、撮らなかった。というのも、このころには、もう足が疲れてきて、はやく、降りたいという思いが強かった。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/d6/1e/j/o1024076814438213929.jpg?caw=800)
このコースは、登ってくる人もたくさんいたし、降りていく人もまた、多かった。こちらの道のほうが、楽なのか?
ベニヒカゲ、写真撮れないなぁ~、と思っていたら、道で息絶えていた個体を発見。家に帰って調べるために、その、成仏した姿を、撮らせていただいた。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/db/66/j/o2451185914438214030.jpg?caw=800)
あぁ~、下るのも嫌になってきたけれど、眼下に、目指す白根御池が見え始めたので、気力を振り絞って、歩を進めた。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/97/35/j/o1024076814438214116.jpg?caw=800)
9:40頃、白根御池に着く。ここから、草すべりを見上げると、いやぁ~、すごい登りだな、と思った。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/ca/a1/j/o0768102414438214185.jpg?caw=800)
池はすごく小さく、なんのことはなかったけれど、ヤンマが忙しそうに飛び回っていた。全然、とまってくれないんで、なすすべなく。
いい加減疲れていたので、ここで半時ほど、休憩してしまった。この先のくだりもまだ、長い…。
やおら腰をあげ、再び下り始める。
この樹林帯のくだりは、疲れた足には、こたえた。木の根や、岩などの段差が高く、難儀なことだった。それが果てしなく続き…。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/e2/e6/j/o2665209914438214320.jpg?caw=800)
12:20、ようやく、大樺沢戸の分岐にたどり着き、広河原まで、あと20分。ここでも、小休止。
広河原に戻ってきたのは、12:55頃。
ああ、お疲れ様でした。
バスは、12:45が出たばかりだった。次は、なんと、14:30。1時間半待ち。
急げば、12:45、乗れたか?でも、急ぐ気力はなかった。
さすがに、今晩の仕事は休みを取っていたので、今日中に東京へ戻れば、いいことだし。
いくらなんでも、この山行の後、仕事、ムリです。
バス待ちの間、私の手や、ほかの登山者のザックにまとわりつく、チョウがいた。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/48/61/j/o1891194514438214396.jpg?caw=800)
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/ed/d2/j/o1789184614438214474.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/20/4e/j/o1850182714438214562.jpg?caw=800)
家に帰って、かなり苦労して、調べたら、サカハチチョウでした。
14:30、バスに乗って、甲府へ戻る。
山の中腹より上は、相変わらず雲がかかっていて、バスから見えるはずの北岳などの山、見えなかった。
ヤマドリ、またいないかな、とずっと見ていたら、ニホンザルがいた。さらに、アサギマダラ!
いやいや、最後まで、楽しませてもらいました。
16時半ごろ、甲府に到着。
次の東京方面への電車は、16;46、立川行き。
ほんの少しだけ時間があったので、駅ビル内のワインセラーで、せっかくだから、地元、公衆のワインを買った。
途中、高尾で、東京行きに乗り換えた。
地元のスーパーで、ウナギ、買って帰った。19時半過ぎだった。
ワイン飲もうかと思ったけど、明朝土曜日に朝は、6時から仕事なので、軽く、チューハイと発泡酒で我慢した。
鳥はあまり、確認できなかったけれど、認めた鳥
ヤマドリ
アマツバメ
コゲラ
ビンズイ
ミソサザイ
イワヒバリ
カヤクグリ
コマドリ
ルリビタキ
ウグイス
メボソムシクイ
オオルリ
ヒガラ
シジュウカラ
ウソ
カケス
ホシガラス
ハシボソガラス