北岳 その3 | birds-rtcj30のブログ

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 6時半過ぎ、下り始めるが、もうすでにだいぶガスが上がってきていて、7時半ごろ、肩の小屋まで降りてきたときには、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳の山頂部分が、ほんの少し、見えている程度でした。

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 ガスかかるの早すぎ!ここから、小太郎尾根の分岐までは、それらの山を眺めながら、楽しい山歩きのできる道だというのに、来るときと同じく、何も見えなかった。

 山頂で、あれだけ見れたのだから、よし、よし。

 
 帰りは来た時のコースとは違う、草すべりコースをとることにした。

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  ガスがかかっている高度より下がってきたのか、青空が広がってきた。

 右俣コースもきつい坂道だったけれど、こちらもかなり急。

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 ルリビタキが目の前に現れてくれた。けど、彼は、警戒の声を発していた。おそらく近くに、幼鳥でもいるのでしょう。

 なにも、危害は加えませんので、その愛らしい姿を、ほんの少しだけ見せてね。すぐに、離れてあげるから。

 こちらのコースもあちこちに花が咲き乱れ、ベニヒカゲも飛び回っていた。写真なら、昨日よりも今日のほうがまだ、晴れているので、よかったけれど、あまり、撮らなかった。というのも、このころには、もう足が疲れてきて、はやく、降りたいという思いが強かった。

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 このコースは、登ってくる人もたくさんいたし、降りていく人もまた、多かった。こちらの道のほうが、楽なのか?

 ベニヒカゲ、写真撮れないなぁ~、と思っていたら、道で息絶えていた個体を発見。家に帰って調べるために、その、成仏した姿を、撮らせていただいた。

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 あぁ~、下るのも嫌になってきたけれど、眼下に、目指す白根御池が見え始めたので、気力を振り絞って、歩を進めた。
 

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 9:40頃、白根御池に着く。ここから、草すべりを見上げると、いやぁ~、すごい登りだな、と思った。

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 池はすごく小さく、なんのことはなかったけれど、ヤンマが忙しそうに飛び回っていた。全然、とまってくれないんで、なすすべなく。

 いい加減疲れていたので、ここで半時ほど、休憩してしまった。この先のくだりもまだ、長い…。

 やおら腰をあげ、再び下り始める。

 この樹林帯のくだりは、疲れた足には、こたえた。木の根や、岩などの段差が高く、難儀なことだった。それが果てしなく続き…。

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 12:20、ようやく、大樺沢戸の分岐にたどり着き、広河原まで、あと20分。ここでも、小休止。

 広河原に戻ってきたのは、12:55頃。

 ああ、お疲れ様でした。

 バスは、12:45が出たばかりだった。次は、なんと、14:30。1時間半待ち。

 急げば、12:45、乗れたか?でも、急ぐ気力はなかった。

 さすがに、今晩の仕事は休みを取っていたので、今日中に東京へ戻れば、いいことだし。

 いくらなんでも、この山行の後、仕事、ムリです。

 バス待ちの間、私の手や、ほかの登山者のザックにまとわりつく、チョウがいた。

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家に帰って、かなり苦労して、調べたら、サカハチチョウでした。

14:30、バスに乗って、甲府へ戻る。

山の中腹より上は、相変わらず雲がかかっていて、バスから見えるはずの北岳などの山、見えなかった。

ヤマドリ、またいないかな、とずっと見ていたら、ニホンザルがいた。さらに、アサギマダラ!

いやいや、最後まで、楽しませてもらいました。


16時半ごろ、甲府に到着。

次の東京方面への電車は、16;46、立川行き。

ほんの少しだけ時間があったので、駅ビル内のワインセラーで、せっかくだから、地元、公衆のワインを買った。

途中、高尾で、東京行きに乗り換えた。

地元のスーパーで、ウナギ、買って帰った。19時半過ぎだった。

ワイン飲もうかと思ったけど、明朝土曜日に朝は、6時から仕事なので、軽く、チューハイと発泡酒で我慢した。

鳥はあまり、確認できなかったけれど、認めた鳥

ヤマドリ
アマツバメ
コゲラ
ビンズイ
ミソサザイ
イワヒバリ
カヤクグリ
コマドリ
ルリビタキ
ウグイス
メボソムシクイ
オオルリ
ヒガラ
シジュウカラ
ウソ
カケス
ホシガラス
ハシボソガラス