夕方、近所の公園を散歩していると、知り合いの小学生二人が昆虫採集の真っ最中。子供が昆虫を追いかけていると嬉しくなります。
「 木の上の方に、ノコギリクワガタがいるんだけど、蹴っても落ちてこない。」というので、助太刀。
大人げなく(笑)、木をユサユサすると、ボトッと大きなクワガタが落ちてきました。
今年見たノコの中では最大級、体も真紅のワインレッドに染まっていて、かなりかっこいい個体でした。
記念撮影させてもらい、子供のもとへ。
大事に飼ってね~。
カブトムシ ( 撮影 15/07/19 )
草花丘陵は畑が多く、幼虫の成育環境が良いため、たくさんのカブトムシが見られます。
夜に公園の街灯の下に行けば、たくさんの成虫がブンブンと飛びかっています。
今回は趣向を変えて、夜の樹液酒場にいるカブトムシを見学してきました。
よく図鑑の表紙に出ている ノコギリクワガタ VS カブトムシ を期待したのですが、それは見られずカブトムシオンリー。
これまでの観察から推測すると、カブトムシとノコギリクワガタは時間をずらして樹液酒場を訪れるようです。
夜はカブトムシ、日中はノコギリクワガタがよく見られます。
夜の樹液酒場ならば、スズメバチがいないと思いきや、しっかりと小型のスズメバチ(種名は不明)もおり、観察には注意が必要です。
コクワガタ( 撮影 15/07/05 )
カナブンほどではないですが、こちらも樹液のでる場所では良く目にする昆虫です。
写真の個体は大型個体、コクワガタとしてはとても立派なものでした。
カブトムシやノコギリクワガタには負けますが、カナブンくらいであれば蹴散らして吸密しています。
二枚目の写真は、コクワガタと隙をうかがうカナブンです。
この後、カナブンが、首を突っ込もうとすると、即座にコクワガタが挟みで攻撃、譲り合いの精神などツユも見られず、自然界は厳しいですね~。