ちょこっとあらすじ
ネイサン・ガードナーと妻のテレサは子どもたちとともに大都会の喧噪から逃れるため、閑静な田舎に移住してきた。
しかし、前庭に隕石が激突して以来、一家の生活は心と体に影響を及ぼす地球外変異体との戦いに明け暮れ、理想としていた静かな田舎暮らしは悪夢へと変わってしまう。(映画.comより)
感想
パッケージに『ニコラスケイジのネクストレベルを目撃した』みたいなことが書いてあって、でも、どうせ、つまらないんでしょ?(いい意味で)って思いながらも、そんなこと言われちゃったら観ないわけにいかないでしょ、って感じでレンタル。いつものように謳い文句に騙されるのか…???(いい意味で)
恐怖小説やSF小説の先駆者H・P・ラブクラフトの「ザ・カラー・アウト・オブ・スペース(宇宙からの色/異次元の色彩)」をニコラス・ケイジ主演で映画化したSFホラーってことなんだけど…H・P・ラブクラフトって知らないから、勿論、原作未読。
最初はちょっと変わってるけど、今時の子供たちと、一見、普通の親に見えるが…
悪魔崇拝みたいな、ちょっとオカルトチックな長女と、大麻ばっかやってる怒られてる長男、そして末っ子は、まだ小さいので、普通っちゃ普通なんだけど…、でも1番最初に遭遇にするんだよね。
でも、ま、最初はホント普通のファミリー映画っぽいの。田舎に越してきたファミリーのものがたりなのよ。
でも…そんな普通のファミリーの庭に隕石が落下してから、どんどんアレレ…❓❓❓なにが起こってるの?って感じになっていく。
最初は子供たちしか理解してないんだけど…そりゃそうだよね、そんな馬鹿なことある訳ないって思っちゃいますもん。普通なら、ね。
水質汚染からはじまり、Wi-Fiが繋がらないなどの通信障害が起こり、無意識に指を切り落とす(えっ…だよね)…など徐々異変が起こり、ジワジワと精神的不安定に追い込まれる。
そうこうしてるうちに家畜が、ね。大変なことになり、それが人間に…
大変だよ、パパ!!!
ママと弟が…
地球外変異体に侵食されていく姿が、あらぬカタチになっていくんですけど…
ちょっと、これ『バスケットケース』のシャム双生児の親子版かな?とか、ちょっとワクワクしちゃうんですよ 。
そして、家族を守らねば!と、戦うお父さんニコラス・ケイジの誕生です‼️
ここからがちょっとしたカタルシスなんです。家族を守らなきゃいけないし…、でも…、でも…、家族だし、妻だし、子供だし…、でも今や、クリーチャー化しちゃってるし…
戦うって言っても怪物や魔物の類いのクリーチャー系が出てくるわけではなく、ただ〝色″が…色の襲来なんですよ![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
色に襲われるって…
あまり書くと、ネタバレになってしまうので、ニコラス・ケイジのネクストレベルが見たい人は、是非、レンタルを![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
タイトルの『カラーアウトオブスペース ー遭遇ー』が示すとおり、圧倒的な色彩美と全てを包み込む圧倒的なおぞましさ(いい意味で)が同居。
壊れながら、血飛沫を浴びて光輝くニコラス・ケイジが神々しいことだけは間違いない。
深く考えないで映像美を愉しむ作品?
ニコラス・ケイジのハイテンションなキレっぷりを愉しむ。
2020.10. DVD鑑賞