ドリーム(Hidden Figures) | ばーど☺︎cinéma LIFE 映画が教えてくれたこと☺︎ Don't Let Me Down

ばーど☺︎cinéma LIFE 映画が教えてくれたこと☺︎ Don't Let Me Down

映画は人生だ!映画は世界だ!ただの映画好き。
試写会・映画館・DVDなどで観た映画の健忘録的映画日記。
心情を大幅に絡めて、純粋な映画の感想ぢゃなくなっちゃっていますが…気軽に絡んでください✋

たまにジム活(Les Mills ZUMBA MEGA DANZなど)犬も好き

{9EE75943-8205-48BF-B049-E97485E008D5}

黒人+人種差別+実話

って作品、凄く多いですよね。

ここ最近だけでも『ストーン・ウォール』『ラビング 愛という名のふたり』『グローリー』『それでも夜は明ける』『大統領の執事の涙』『フルートベル駅で』『ヘルプ』『42』…(ざっと浮かぶだけでも。まだあるんだろうけど…)




本国アメリカでは『ラ・ラ・ランド』を超えた‼︎って言われてますが、さて、


どーなの?


と、確かめに日比谷へ💨



公開2日目なので、どこの劇場も混んでます。わたしが観た日比谷シャンテも満席🈵





ちょこっとあらすじ

 

東西冷戦下、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げている1961年。ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが“西計算グループ”に集い、計算手として働いていた。リーダー格のドロシー(オクタヴィア・スペンサー)は管理職への昇進を希望しているが、上司ミッチェル(キルスティン・ダンスト)に「黒人グループには管理職を置かない」とすげなく却下されてしまう。技術部への転属が決まったメアリー(ジャネール・モネイ)はエンジニアを志しているが、黒人である自分には叶わぬ夢だと半ば諦めている。幼い頃から数学の天才少女と見なされてきたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)は、黒人女性として初めてハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属されるが、オール白人男性である職場の雰囲気はとげとげしく、そのビルには有色人種用のトイレすらない。それでも、それぞれ家庭を持つ3人は公私共に毎日をひたむきに生き、国家の威信をかけたNASAのマーキュリー計画に貢献しようと奮闘していた。
1961年4月12日、ユーリ・ガガーリンを乗せたソ連のボストーク1号が、史上初めて有人で地球を一周する宇宙飛行を成功させた。ソ連に先を越されたNASAへの猛烈なプレッシャーが高まるなか、劣悪なオフィス環境にじっと耐え、ロケットの打ち上げに欠かせない複雑な計算や解析に取り組んでいたキャサリンは、その類い希な実力をハリソンに認められ、宇宙特別研究本部で中心的な役割を担うようになる。ドロシーは新たに導入されたIBMのコンピュータによるデータ処理の担当に指名された。メアリーも裁判所への誓願が実り、これまで白人専用だった学校で技術者養成プログラムを受けるチャンスを掴む。さらに夫に先立たれ、女手ひとつで3人の子を育ててきたキャサリンは、教会で出会ったジム・ジョンソン中佐(マハーシャラ・アリ)からの誠実なプロポーズを受け入れるのだった。
そして1962年2月20日、宇宙飛行士ジョン・グレンがアメリカ初の地球周回軌道飛行に挑む日がやってきた。ところがその歴史的偉業に全米の注目が集まるなか、打ち上げ直前に想定外のトラブルが発生。コンピュータには任せられないある重大な“計算”を託されたのは、すでに職務を終えて宇宙特別研究本部を離れていたキャサリンだった……。(公式サイトより)






感想

 

スーパーコンピュータが生まれる前は人間の計算係が計算していたのだガーン


しかも黒人女性たち。


しかも安っい給料で。



米国の有人宇宙飛行計画『マーキュリー計画』の裏側の人間模様と人種差別を描いた実話。最初、副題だった『わたしたちのアポロ計画』は外されたみたいです。だってアポロ計画ではないしね。




1960年代、当たり前のように男性社会だし、そして白人社会。その中で女性、そして黒人への差別は想像に難くない。今まで、いろんな作品で見聞きしている通り、白人専用トイレに白人専用学校、バスも飲食店でも座席が分けられていた。



そんな中、自分たちの努力と知識とガッツで夢への道を切り開いた黒人女性たちがいたガーン


彼女たちがいなかったら、宇宙計画はどうなっていたの?


この活躍があったからこそ、女性たちの、黒人たちの社会進出の道を開けた?



本作のモデルたちのひとりはNASAの宇宙計画の頭脳的な役割を果たし、ひとりは新たな技術のIBMコンピュータ処理を独学で学び、初のコンピュータ処理技術者となり、ひとりはNASAで初の黒人女性エンジニアになった。



その3人は、それだけではなく、プライベートもちゃんと充実してるんだから、なんなの?!とわたしからしたら僻みたくもなりますが…、ま、それはわたしが努力をしてないだけだから、仕方ない。自業自得だよね…えーん






人種差別や劣悪な環境、逆境にもめげることなく、自分たちの仕事をやり通すのだ。自分たちの道は自分たちで切り拓く。諦めないのだ。それで掴んぢゃうでしょ〜。もう、凄いの一言だ。わたしなら、めげて、諦めて、不貞腐れているだろう。ま、その前に、そんな才能ないしね…






凄い女性たちのものがたりです。




その3人の凄い女性たちをキャサリン・G・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンが演じ、他、ケヴィン・コスナーやキルスティン・ダンスト、マハーシャラ・アリなどが脇を固める。キャストも豪華だ。


脇に徹したケヴィン・コスナーの上司ぶりも好感が持てるし、キルスティン・ダンストの意地悪ぶりも悪くないし、『ムーンライト』で脚光を浴びたマハーシャラ・アリもいいよね。


 

原題『Hidden Figures(隠された数字?/人?)




{5AE132A0-D1A3-4C08-BD8E-50999BA82931}





【68点】




2017.9.30    日比谷シャンテ







 

どくしゃになってね…



 

ペタしてね