子育ちのまなざし⑨ | NIKKA-BOKKA 

NIKKA-BOKKA 

子育ち講座を修了した母親の実践や気づきを綴っています

7月20日(木)

 

先日の3連休中、夫の用事につき合って、

夫を待つ間、近くにあったI〇〇Aに行きました。

いつも「見るだけ」がほとんどで、

ちょっとしたキッチン雑貨類を数点買うくらい。

そう、散々見て買うのそれだけかい!ってヤツ。(笑)

今回も買い物が目的というより、

夫を待つ間、暑いから涼んでいたいそれだけの理由で、

各フロアをゆっくりとお散歩?して回りました。(笑)

 

ゆっくりテレテレと歩いていたので、

後ろからカートにお子さん二人を乗せた

若いお母さんが私を追い越していきました。

 

5歳くらいの男の子と3歳くらいの女の子。

そうね、一緒に歩いてつきあわせるにも

子の目線からは迷路のような場所だし、

人も混雑しているしで、逆にお子さんしんどいよね。

入口に一時保育的なキッズルームもあったけれど、

さすがに連休で予約でいっぱいの様子でした。

こういう時は、お子さんにカートに乗ってもらって、

さっさとお母さんが見たいものを見て、

買いものを済ませたほうが賢明なのかも・・・

なんて思いながら、私はその親子の後ろを

しばらくついて行く感じで歩きました。

 

2人のお子さんが、

目に入るものを指さしたりしながら、何やら言っています。

 

子「わぁ、ここ電気がいーっぱいついてるう。」

母「いっぱいついてるね~。」

 

子「光っててきれーーーい。」

母「光っててきれいだね~。」

 

子「なんかまぶしい~。」

母「なんかまぶしいね~。」

 

子「あ、ここの電気一つ壊れてるのかな、ついてない。」

母「ついてないね~。」

 

子「あ、そこにかごがある~。」

母「かごがあるね~。」

 

お母さん、淡々とお子さんの言葉をマネで返しながら、

サクサクと先を進んでいかれました。

それは、ダラダラと何となく買い物をするんではなく、

欲しいものが決まっているような迷いのない足取りでした。

 

まねで返しているだけなのに、

母親も子も、なんか落ち着いていられる。

それを自然にやれているお母さん、いらっしゃるんだな~。

 

私はその真逆で、講座受講当初、ちっともまねで返せなかった。

子の言葉を聞き流し、全然違うことを話しかけたり、

間違っていると思えば否定し、訂正したり。

気分によっては「静かにして!」と目くじらを立て、

勝手にイライラもしていたなぁ・・・

 

この違いはなんだろう・・・?と思いつつ、

「まねで返す」メリットをあらためて感じた、

そして颯爽としたこのお母さんがかっこよく見えた目がハート

I〇〇Aを散歩するオバサンだったのでした。(笑)