今日は、大学時代の恩師が亡くなって8年目にあたる。僕は、双極性障害になって以来、宴会やパーティーに出席すると軽躁状態になってしまい、その後酷いうつが来るのが通例なのだが、ゼミのOB会だけは例外で、恩師やゼミの先輩、後輩達と楽しく語らっても躁転することはなかった。
双極性障害は、寛解はあるが完治はしないとか、自殺率の高い病気とか、ネガティブに見たら嫌な点もあるが、厚生労働省のHPにも「双極性障害は、精神疾患の中でも治療法や対処法が比較的整っている病気で、薬でコントロールすれば、それまでと変わらない生活をおくることが十分に可能です。」と記されている。
一方、恩師が患った病気は、血液は骨髄の中で作られるが、血液を作る部分までが骨になってしまう病気で、現在の医学では治療法はない。診断を受けた時は余命は3~5年と言われたという。
そういったことをOB会誌や年に1度のOB会で、先生は教え子たちに明らかにされるとともに、自分の寿命が短いと認識されていて、学会の会長職などの名誉職は退き、体力的にもゼミの授業は受持つのは苦しくなるだろうと悟られた時点で、大学院のみへと移り、経済学部での最後の授業を行うという時は、OB生にも連絡があって、授業を公開された。
難病であると知らされ、余命いくばくもないと悟られてもなお、OB会で語られる近況報告は自分の病状までもジョークにし、僕を含めた教え子たちを笑わせる姿は、僕のまぶたの裏にまだ焼き付いている。
命あることに感謝し、日々BESTに生きていくためには、どういうふうに生きていけばよいか、恩師は、経済学のみならず、僕が卒業してからもその生き方で、僕のあるべき道を示してくれた気がする。
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