石尾根縦走 〜鷹ノ巣山 | ミノーとキャバと時々おとん

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渓流ルアーにどっぷりはまった魚キチガイ。
ハンドメイドミノー「Quelle(クヴェレ)」を作り、
愛犬キャバリアのモカさんとのんびり暮らしてます。
(キャバ嬢にあらず)
アメブロ移転前のブログ名は「サンゴとキャバと時々おとん」

平日3日を挟んでGW後半のこと。

前半に行った釣行でだいぶ満足出来たので、この日は「一月一山」の目標を達成すべく登山へ。



電車とバスを乗り継いで、やって来たのは奥多摩の峰谷地区。

奥多摩湖畔から脇道に逸れて進んだ先にあり、何十・何百回と奥多摩に来ていながら、この辺りに来たのは初めてです。


今日はここから奥多摩の主要な山の一つである鷹ノ巣山(1736m)を目指します。



バス停から峰谷川沿いを進みます。

この川もなかなか渓相が良さげ。

いつか釣りに来てみますかね。



峰谷地区はいくつかの集落が点在し、驚く程山奥の方まで人が住んでいるようですが、やはり空き家が多く住む人はどんどん減っているようです。

集落を過ぎた辺りに「タカノス山」と書かれた小さな案内板。

見過ごして通り過ぎそうです。(^_^;)



青葉に覆われた気持ちの良い尾根道を登って行きます。

尾根は風の通りも良く、とても清々しい。(^ ^)



しばらく登ると椎茸の栽培場が現れました。

これがまた驚く程の規模で、数百mか、もしかしたら1km以上にわたって拡がっていました。



更に進むと石楠花のトンネル。

この山もまた進む毎に風景が変わって行って面白いです。



足元には可憐な草花を愛で、



頭上の枝木は標高が上がるにつれ青葉から若葉〜新芽と、季節を遡って行く様子がこの時期ならではの楽しみ。



避難所前の水場からはこんこんと湧き出る清水。

ここで昼食用の水を確保。



鷹ノ巣山避難小屋に到着しました。

とても綺麗で立派な小屋です。


ここまで来れば山頂まであと僅かですが、この山は初めて来たので山頂がどれだけ広いかわかりません。

避難小屋の外にテーブルとベンチがあるので、ここで早めの昼食にしました。



昼食は業務用スーパーで見つけた¥198のインスタントパスタ。

パスタに粉末ソースがまぶされていて、お湯に入れて茹でるだけというもの。



一見お手軽で登山向けかと思いましたが、茹で時間10分というのは、ガスボンベのサイズもなるべく小さくしたい登山にはデメリットか…。

お味もやはりインスタントレベル。


そして、ここで昼食にしたのは大失態でした。

避難小屋の周り、なぜか虫がすげぇ。( ̄▽ ̄;)



避難小屋の先には雲取山から奥多摩駅前まで続く「石尾根」が続いています。

奥多摩の背骨のような長い尾根道は防火帯にもなっており、木が刈られていてシーズンオフのスキー場のようw



日当たりの良い稜線上には、そこかしこにワラビが生えていました。

採って歩くような余裕はちょいと無し。(^_^;)



避難小屋からすぐに辿り着いた鷹ノ巣山山頂。

山頂では数十人が座っても余裕の広さ。

ここで昼食にすれば良かった。( ̄▽ ̄;)



山頂から臨む富士山。

蒼い山体の上に雪が残っており、まさに富士山らしい姿。



しばらくガスの中の登山が続いていたので、冬以来の好天です。



ここからは気持ちの良い稜線歩き。



野生の桜の一種ですかね?


しばし、景色や草花に癒されながら歩いて行きますが、ここからが石尾根の本番(?)



延々と続く下り道。

スタートから鷹ノ巣山山頂までは7kmの登りでしたが、ここから奥多摩駅までの10kmはずっと下り。

膝が弱くて下りが苦手な私には試練の時。



それでも、ルートをそれまで踏める山頂は全て踏んでいきます。

それでこその縦走。



縦走途中の主要な山頂の一つである六ツ石山山頂。

こちらは特に展望無し。(^_^;)


ここからは膝の痛みが出始め、休憩を繰り返しながら下って行きました。

休憩さえすれば痛みも治まるのがまだ救いですw



こうして奥多摩駅前まで下山。

今春にリニューアルした「もえぎの湯」に入浴。

GWということもあり入場規制が行われ、待ち時間30分という事でしたが、実際は15分程で入れました。

入場規制のおかげもあって、芋洗いのような風呂にはなっておらず、のびのびと入る事ができました。



風呂上がりにもちろんこちら。

奥多摩クラフトビールの「ビアカフェ バテレ」。

「ビールは質より量」という考えだった私が、「量より質」という世界もある事を知らされた一杯。

最近これが奥多摩山行の目的みたいになっていますw


さて、そろそろ奥多摩駅前の他の飲み屋も試したいところ。

次はどの山に登ろうかwww