酷すぎな奥日光遠征2024 〜前編〜 | ミノーとキャバと時々おとん

ミノーとキャバと時々おとん

渓流ルアーにどっぷりはまった魚キチガイ。
ハンドメイドミノー「Quelle(クヴェレ)」を作り、
愛犬キャバリアのモカさんとのんびり暮らしてます。
(キャバ嬢にあらず)
アメブロ移転前のブログ名は「サンゴとキャバと時々おとん」

毎年恒例の奥日光遠征。


中禅寺湖と湯川で遊び倒す、パパ野放しの二日間w

初日は戦場ヶ原の湿原を流れる湯川へ。


湯川は上流の樹林帯が最も釣れるのは知っていますが、今回は数釣りがしたいわけではありません。

まだ見ぬ尺ブルックを求めて、その可能性があるという最下流部へ。



最下流部は樹林帯とも湿原とも違い、なんというか岩盤地帯。

フラットに流れる上流とは違い、落差のある流れが続きます。



これは岩盤の窪みに小石が入り込み、それが水の流れで窪みを削って出来たポットホールという穴。

川底にはこういったポットホールが無数にあり、それらが繋がったりして複雑な河床を形作っています。

そんな窪みの中に尺ブルックが潜んでいると聞いて来たのですが……


これめちゃくちゃ難しいんですけど。


いくつもの岩や石が折り重なった源流とは違い、一枚の岩盤を狭く、細く、深く削った流れ。

岩の間のような隙間が無いため流れも強く、思うようにルアーを通せません。(;´Д`A


たまに水面に浮いて流下物を食べている魚影が見えますが、GW中に相当教育されたようで、そういう魚はまぁ無反応。


水中に倒木が沈んだ場所でようやくこの日初のヒット。



なかなか良型のブルックトラウト。

今年も会えたね。(^ ^)


…にしても、結局魚を出したのは倒木周り。

流れの中やポットホールの中では全く反応がありませんでした。

やっぱり湯川の釣りは倒木があってこそかなぁ…。



しばらく頑張りましたが、最下流部があまりに厳しいので、木道を歩いて湿原地帯へ。

ハイカーの皆さんが木道を歩いているというのに、木道から降りて川へ向かうのは毎度毎度後ろめたさを感じますが…。( ̄▽ ̄;)



湯川の湿原区間。

こんな景色の中で釣りが出来るなんて、本州ではここ以外に知りません。


…まぁ、何故かここもあまり釣れないんですけどね。


湿原地帯に来ると、明らかに最下流よりは魚の反応が増えました。

しかし、何故か乗らない。

バイトのうち8割は乗らないorバラすという地獄絵図。



ようやく釣れたのはおチビ。

樹林帯よりも餌が少ないのか、この辺りにいるブルックは小さなものばかりな気がします。


ちなみに、ルアーはARスピナーのエリアバージョン2gを使用。

もうそれじゃ無いと釣れる気がしない。(;´Д`A



スピナーを使うのには2つの理由があります。


ここの魚はこういったストラクチャー周りに付いている事が多く、あまり付き場から離れて長々チェイスしてくる事は少ないです。

そうなるとミノーは不利。


そして、こういう入り組んだ倒木の中にルアーを通し、魚をほじくり出すように釣ります。

引っ掛けてロストしそうで、ハンドメイドミノーなんてあまり投げたくありません。(^◇^;)


入り組んだ枝の中にスピナーをキャストし、「ここ!」という場所にピンポイントで送り込むと、良型がヒットします。

しかし、御多分に洩れずそれもバラし…。



夏になれば水草が繁茂して、そこも魚の付き場になるんだけどなぁ…。

湯川が楽しいのは夏〜秋かもしれません。



ハイカーが多く通る青木橋。

ここで魚をヒットさせ、橋の上からはどよめきがw

ランディングネットを準備し、丁寧にキャッチ………という寸前で何故かバラし…。

呪われてんのか?


橋の上からは「あれ?逃げちゃった?」という声。

ヒーローになり損ねる。orz



そして、人が見ていない所ではキャッチ。(^_^;)

後から写真を見て気づきましたが、この子かなり出血してましたね…。

大丈夫だったかな…?



腹ボテなアブラッパヤなんかも釣れたり。

やたらと当たりはあるのに乗らない正体はこいつらか??



その後も湿原地帯を中心に釣り歩き。

もっと手堅く釣れる場所は知っているけれど、普段とは全く違うロケーションで釣りがしたいのです。

この非日常感がたまらない。

※源流に非日常を感じづらくなってきている



その後、パーマークのくっきりしたブルックや、



黄色が鮮やかなブルックをキャッチ。



数はあまり釣れませんでしたが、この日は湿原歩きを楽しむのも目的だったので十分。

まだちょっと早いけど、翌日は2時起きで中禅寺湖に挑むので納竿しました。


……と、まぁ強がってみましたけど……

次からは素直に上流部で釣りします。


釣果に圧倒的な差がある…。(^_^;)



湯元温泉に移動し、いつものこちらのお風呂へ。

源泉から最も近く、かけ流しどころか垂れ流しくらいの勢い。

温泉成分が濃すぎて、風呂上がりによーく洗い流さないと、数日身体から硫黄臭が漂いますw



この日は湯ノ湖畔駐車場で車中泊。

風呂上がりにちょっと良いビール。

これマジ美味くて気に入っちゃいました。(^ ^)


さぁ、明日はレイクトラウトに挑もう。




しかし、中禅寺湖でとんでもない事をやらかすのでした。





使用タックル
 

ロッド: SMITH トランティンスピン イル・フロッソTILF-53
リール: DAIWA 20ルビアスFC LT2000S-XH
ライン: DUEL アーマードF+ 0.6号
リーダー:VARIVAS トラウト ショックリーダー 5Lb
 
 


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