北山杉の葉は、低分子・揮発性のテルペン類・精油が多く含まれ、樹皮は、高分子・水溶性のポリフェノールが多く含まれています。これは、葉のほうが昆虫の食糧のターゲットになりやすいことによる部位の環境順応。
抽出後北山杉樹皮残渣2ケ月後、
カビの発生もない。・・・揮発性低分子が少なく、高分子が多いこと及び難分解性物質が、多く含まれている。
抽出後北山杉葉残渣2ケ月後、
カビの発生がみられる。・・・揮発性抗菌物質が、残渣に余り残らなかったことによる。
北山杉樹皮抽出液2ケ月後、
カビの発生もない。・・・樹皮には、水溶性のポリフェノールが多く含まれており、熱水抽出により、水溶性の抗菌成分が抽出できたことにより、カビの発生が抑えられた。
北山杉葉抽出液2ケ月後、
カビの発生がみられる。・・・杉葉には、油性の揮発性抗菌成分が、多く含まれ、熱水・水蒸気抽出では、十分抽出できなかったことと、ポリフェノール等の不揮発性抗菌成分の溶出が、少なくカビの発生に至った。
この実験結果より水による抽出は、樹皮の抗菌成分抽出に適しており、テルペン類を多く含む杉葉より、水溶性の不揮発性ポリフェノールが、多く含まれていることを物語っています。
北山杉の成分で、チャバネゴキブリの忌避効果の検証を神奈川県の某飲食店で今週末試験予定です。
お寺様のお話によると、お香の起源は、埋葬時に、害虫や小動物より防御するために、焚いたとのこと。
杉の葉は、杉線香の名の通り、お墓参りなどで使われています。
杉の葉には、害虫忌避の効果を有することを経験的に、先祖の方々は、知っていたのですね。
その杉の葉の成分をゲルに含ませ、ゴキブリ忌避のテストをします。











