感染症の予防、病気の予防の一つ、からだを冷やさない事と温める事 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

今日でラジオ大阪のこの番組も15年目に入りました。

沢山のリスナーさんのお陰で長年続けてくる事が出来ました。リスナーの皆様、本当にありがとうございます。

はしかの感染予防についてご質問がありましたが、はしかは幼少期に一度感染すると殆どの人は生涯免疫が持続しますので大丈夫です。

ワクチン接種も1~2回摂取すれば95%以上の人は予防できると言われていますが、ウイルスと接触しない人もいるので、実際はもっと低いかもしれませんね。

3月もインフルエンザや新型コロナに感染した人が沢山いました。

この数年間はワクチン接種についての質問も多かったです。

ワクチン接種は推奨されていますが、反対されている医師もいますので、自己判断で決めてください。

ワクチンを接種してもコロナに2~3回感染した人が結構いる様です。

また、ワクチンを接種しなくても今まで感染しなかった人がいます。

この違いは何でしょうか?

感染しやすい人、また感染後の後遺症やワクチン接種後の体調不良も、冷えや血液循環の悪い人に多い様です。

先月初めてお会いした医学博士が面白い方でした。

考え方の基本が自然な発想で、私も同感なので色々なお話をしましたがとても楽しかったです。

神奈川歯科大学大学院統合医療講座、特任教授「川嶋朗」先生です。

東京にある統合医療SMDクリニックの院長で感染後の後遺症やワクチン接種後の後遺症の治療もされています。

同じ病名でも患者さんの体は個々に状況が違います。

でも一般的な治療は同じ治療をされています。

川嶋先生は様々な病気に対して体の状態を把握して、様々な治療法の中から体に合う組み合わせを患者さんと一緒に決めていきます。

冷え研究では第一人者とも言われています。

春になってだんだん暖かくなってきましたが、これから梅雨時までは夕方から冷える日もありますし、初夏、そして真夏もエアコンで体が冷えている人が多いです。

そんな冷える方におススメの本が先月発売されました。

著者は川島朗先生です。

今まで沢山の著書を出版されていますが、今回は「原因不明のカラダの不調は温熱で驚くほど改善する」です。

冷えと温める事に関して分かりやすく書かれています。

2003年からの研究では、アトピーや転移がん患者に湯たんぽによる温熱療法を行い、リンパ球の増殖を確認されています。

その他、温めるグッズの腹巻、カイロ、湯たんぽ、蒸しタオル、ソックス、温熱器などの使い方、体を温める食事、運動、ストレッチ、筋トレ、マッサージ、ツボ刺激、正しい入浴などとても内容が濃い本です。冒頭のまえがきもすごく面白いです。

「原因不明のカラダの不調は温熱で驚くほど改善する」

「温熱」の効果はすでに多くの読者が知っており、「温めることはカラダによい」「冷えはカラダに悪い」という認識をもっている。また、「温熱療法」「温めて症状を改善する」「冷えとり」「体温を上げる効果」に関する書籍も多数出版されている。
他方、体調不良の原因がわからず、不定愁訴や慢性疾患に悩む人が増えている。クリニックを受診しても原因を特定できないことが多く、「加齢によるもの」「ホルモンバランス」「更年期」「ストレス過多」などとあいまいな要因を示し、表層に現れている症状を抑えるクスリを処方し、「しばらく様子を見ましょう」ということになる。
これら原因が特定できない疾病や症状は、多くの場合「自律神経失調症」とされることが多い。つまり、何らかの要因で自律神経の働きが乱れ、それがさまざまな疾病や症状につながっているということである。
そこで本書では、「温熱」や「注熱」によって自律神経に刺激を与え、自律神経の働きをととのえることによって、原因不明の体調不良を改善する方法を示した。
第1章 医療現場から驚きのレポート・こんなにもすごい「温熱」の効果 
第2章 なぜ冷えると病気になるのか
    原因不明の症状は〈冷え〉による自律神経の乱れかもしれない
第3章 自律神経を狂わせる〈冷え〉の正体
第4章 毎日の「温活」で〈冷え〉をとる
第5章 自律神経をととのえる最良の方法ーー「熱刺激」で自律神経を調整する
第6章 診断即治療の実例とセルフケアによる温熱治療の実例
第7章 がん治療に効果絶大「温熱・免疫療法」

ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC240403_Dr_K_Egao.mp3