アンチエイジングは血液量の確保と血管の減少予防 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

老化現象・・・嫌な響きがありますね

様々な症状や病気の原因も老化現象と言われると「治らないから諦めなさい」と言われている事になります。

認知症も脳の血流低下ですが、老化現象とも言われます。

加齢と共に脳が萎縮していきます。

皮膚も萎縮して小皺が増えます。

老化や病気の原因の多くは「血液の汚れ、血液の循環不良、体内酸素不足」です。

血液の汚れは、腸の内容物の腐敗と排毒機能の低下です。

食養生で腸内フローラを発酵型にする事が大事です。

排毒は毎日の排便75%、排尿20%、発汗5%ですが適度な運動も必要です。

腎機能が悪くても運動、入浴やサウナで汗を流すと老廃物はある程度は排出出来ます。

透析患者でもスポーツを週3日以上される人はカリウムなども高くならず血圧も安定している人がいます。

血液循環不良は、貧血、低血圧、低体温、高脂血症、糖尿病、筋肉の緊張などがあります。

特に低血圧の人は血液量が少なく、動脈や静脈が細く、毛細血管も少ない傾向があります。

十二指腸で鉄分や亜鉛が十分に吸収されなく、小腸全体の栄養吸収も悪いです。

そこに老化が加わると、毛細血管はどんどん減少していきます。

老化は25才から徐々に進んでいきます。

25才からの老化は各駅停車の速度、45才から急行、60才からは特急になります。

80過ぎは新幹線かな?

老化は血管と血液の減少です。

60代になると毛細血管が40%も減少します。10万kmあった血管の長さが、6万kmになります。

皮膚に小皺が出来たり、脳が萎縮するのも当然ですね。

特に全身の毛細血管の55%が腸に集まっています。

腸の毛細血管だけで22,000mも減少し、腸の機能は40%低下すると思います。

腸の機能が少しでも改善出来れば、老化現象にブレーキがかかります。

特に体内酵素がしっかり働く体を維持する事ですが、低体温の人は要注意です。

昭和30年代の日本人の平均体温は36.89±0.34度でした。

単純に計算すると36.55~37.23度です。

脳やお腹の中の臓器の深部体温は38度以上が好ましいです。

酵素の反応速度が高まる温度が38度~40度だからです。

だから低体温の方は冷たい飲み物は控えた方が良いでしょう。

いずれにしても小腸と大腸の腸内フローラの改善と食養生が大事です。

小腸の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌、大腸のビフィズス菌、フィーカリバクテリウム、クロストリジウムブチリカム、全てを増やす事。

これを改善するのは、小腸はポストバイオティクス(バイオジェニックス・乳酸菌生産物質)大腸はオリゴ糖や水溶性食物繊維が重要です。

特に栄養吸収(十二指腸から小腸の機能)も重要です。

血液、体内ホルモン、体内酵素の原料は腸から吸収されます。

吸収できる状態でないと、食べても身に付きません。

そして不足している栄養素、特に鉄分や亜鉛、その他ミネラル類の多い食品を食べる事です。

ただ、野菜や海藻類、その他ミネラルの多い食品を沢山食べるには限度がありますので、普通に食べて、不足分は海草物語などで補う事も重要でしょう。

主原料の「アッケシ草」は塩田の周囲に群生し、塩が引くと海面の上に出てきます。

ほうれん草の仲間「アカザ科」ですが、海水を吸い上げて、水分を蒸発させ海の栄養素「海水酵素とミネラル100種類以上」を全て凝縮しています。

アッケシ草は特に鉄分が多く、地球上で一番比重の重い植物と言われています。

ヨーロッパではシーアスパラガスと呼ばれ、湯がいて食べています。

その次に配合している「アルファルファ」は土中に7m根を伸ばし土中の微量ミネラルを蓄えています。

葉緑素を含有し、カルシウムを保持、増加させる働きもあります。

アルファルファの成分「イプリフラボン」は大豆のイソフラボン同様に「エストロゲン」と同様な作用で更年期や骨粗鬆症の予防にも有効です。

海草物語には、5種類の海藻類、蓮根、生姜なども配合しています。

現代人は鉄不足です。

不足すると貧血、低体温、体力低下、肩こり、疲れやすい、眠気(脳の酸素不足)、感情の減退、イライラ、集中力低下、認知機能低下、学習機能低下、爪が割れる、抜け毛、肌荒れ、抑うつ、睡眠障害、不妊などに関係しています。

ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC240320_Dr_K_Egao.mp3