新型コロナ第6派、冬は感染が拡大するかも?感染予防の食養生と感染後の食養生 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
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ラジオ大阪の番組で最初に新型コロナの話をしたのが、昨年の1月でした。

その時に言ったのは、今後遺伝子変異を繰り返して感染力や毒性が強くなる事もあります。

今、正にそんな状況になって来ました。

一般的な風邪の症状の、コロナウイルスについての研究で、免疫が持続する期間はさほど長くありません。

だから毎年風邪をひく人が多くいますし、今回のワクチンもずっと効果が持続する事もないでしょう。

冬の風邪のコロナウイルスは1960年代に最初に発見されて、現在は4種類あります。

山形県衛生研究所では、季節性コロナウイルスについて10年以上研究を続けています。

「季節性コロナウイルス感染症はいつ流行するのか?」という研究も行ってきました。

毎年12月から感染者が増え始めて、1月~2月が感染のピークになっています。

気温15度以下、湿度40%以下で感染が広がっています。

この冬に向けての予防を考えないといけない時期に来ています。

ワクチンである程度の予防効果は確認されてきましたが、時間と共に効果は低下していきます。

また、今後も新たな変異種はどんどん生まれていきます。

ワクチンが効かないウイルスも増えるでしょう。

予防していても、誰もがいつ感染しても不思議ではない状態になる事も推測できます。

予防方法も一般的に言われている事ともう一つ大事なのは生活習慣です。

肥満や糖尿病、高血圧、運動不足など血液循環の悪い人は感染のリスクが高まります。

又、高脂肪、高蛋白の食事が多く、発酵食品や野菜、海藻類などの食物繊維が不足気味の方もリスクが高いです。

理由は腸内フローラが腐敗型になり腸管免疫が低下してしまいます。

免疫細胞の60%以上が腸管に集まっているので、健康な腸内フローラを形成する事は重要です。

腸内が発酵型になると、乳酸菌などが発酵して微量の生産物質(発酵物質)を作ります。

これが腸管免疫の元となります。

乳酸菌生産物質を飲むことで更に腸内発酵を促進し、体内毒素も分解してくれます。

その他、ビタミンDや亜鉛不足も免疫低下の原因です。

ビタミンDはキノコ類がお勧めです。調理前に1分程天日干しにすると含有量が増えます。

適度の日焼けも体内ビタミンDを増やします。

亜鉛の多い食品は、玄米、小麦胚芽、蕎麦、カボチャの種、そら豆、ココア、ナッツ、牡蠣、ウナギなどです。

最近は感染者の家族からの相談もあります。

30代の男性ですが、感染直後で高熱と喉の痛みが酷いのですが、食欲はあるので何でも食べています。

特に元気をつけないといけないと思い、肉を結構食べたと言われました。

体調の悪い時は肉類や油物を食べると腸内腐敗菌が増殖して毒素を作るので高い熱が出ます。

お粥と梅干、みそ汁を食べ、水分は温かいお茶に梅酢か梅肉エキスを入れて随時飲むように言いました。

梅肉エキスはクエン酸が多く、クエン酸は胆汁と混ざると殺菌効果を発揮します。

乳酸菌生産物質も併用して翌日は37度まで熱も下がりました。

感染後は、「重症化せずに早く治癒する事」その為には食養生と腸内フローラが重要です。

乳酸菌生産物質を20年以上前から使用してきた医院のHPにこんな記載があります。

「風邪をひいて熱が出た時に、乳酸菌生産物質を飲ませたら熱が下がる」と書いてあります。

院長も患者さんだけでなく、子供さんにもずっと飲ませてきました。

その他にも家族全員でご使用の開業医もいます。

私の子供は小さい頃から予防接種を受けていませんし、風邪を引いても薬に頼らず、食養生と乳酸菌生産物質の併用で、学校も病気で休んだことがありません。

休んだのは幼稚園の水疱瘡だけでした。

ラジオ大阪放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC210922_Dr_K_Egao.mp3