ここ最近、寒いですね～。
冷え症をお持ちの方、体温の低い方は、とてもつらいのではないでしょうか？
ところで、冷え症の方は、だいたい便秘をお持ちですね。
これ、なんでかわかりますか？
実は、体温と腸内環境には、密接した関係があるんですよ。
食べ物や飲み物など、口から入った栄養素は、ほとんど小腸で吸収されます。
なぜ、ほとんどが小腸で吸収されるのかというと、小腸には、免疫細胞がたくさんあるから。
変なものを食べていないか、を、小腸の免疫細胞が検査して、それから、体内に吸収させていくんですね。
検査をして、不合格だと、体内に吸収させないために、お腹を壊して、下痢という形で排泄させるわけです。
免疫細胞がたくさんあると、腸内細菌のバランスも、しっかりと保ってくれます。
腸内細菌のバランスが整えば、便もモリモリ作り出してくれるわけです。
小腸にある、この『免疫細胞』を活性化させるためには、細胞内の『ミトコンドリア』を働かせないといけないのですが、そのためには『エサ』と『温度』が必要です。
エサというのは『食物繊維』
温度というのは、もちろん『体温』です。
ですから、食物繊維の少ない方、そして、体温の低い方は、免疫細胞も弱っているんですね。
免疫細胞が弱ると、腸にはいってきた食品の検査も、おざなりになります。
体内に吸収させなくて良いものまで吸収させてしまって、血液がドロドロになったり、
また、腸内細菌のバランスも崩れてくるので、便の量も減っていきます。
免疫細胞の６～７割は、腸内にあるわけですが、
体温が、１度下がると、30％前後の免疫力が落ちるといわれています。
そして、30％の免疫力が落ちると、便の量は、なんと30％まで減るといわれています。
体温の低い状態が続くと、便は常に30％しか出ないわけです。
残りは、無駄に身体に吸収されたり、腸に置き去りにされて積み重なっていきます。
これでは、便秘になってしまうのも、仕方ないですよね。
便秘がひどくて。。。という方は、まずは全身をなるべく温める、という事から、対処してみてはどうでしょうか？
免疫力が落ちると、疲れやすくなったり、ストレスを感じやすい、ストレスから立ち上がれない、といったことにもなりかねません。
しっかりと腹巻をして、食事には温かい飲み物をつけて、少しでも暖かく過ごせるように、心がけてみてくださいね。
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Ｍａｉｌ 
