好き勝手に物語を書くぞ~♪ -35ページ目

序章~プロローグ~69

魔神達とケルベロスがやり取りをしている中、ミカエル達はずっと長剣に手を掛けていた。
「…もう大丈夫そうだな…。」
ミカエルはそう言うと、他の3人の顔を見てうなずいた。
すると、他の3人もうなずき、ミカエル達4人は長剣に掛けていた手を戻した。
「何をしているお前達、早くついてこい!!」
デーモンが振り向き、ルシフェル達に言った。
「あいつ!!」
ガブリエルは頭に来たのか、そう言って再び長剣に手を掛けてデーモンに斬りかかろうとした。
「ガブリエルやめておけ、今はサタンの所に行く事が先決だ…。」
ルシフェルが、ガブリエルの肩に手を置いて言った。「しかし!!」
「…すまんが、堪えてくれガブリエル。」
ルシフェルがそう言うと、ガブリエルはゆっくりと、長剣から手を離した。
それを見たルシフェルが、ガブリエルの肩を2回ほど軽く叩いた。
「…すまないな。」とルシフェルが言うと
「いえ…。」とガブリエルが軽く頭を下げた。
「ルシフェル様、我々も先を急ぎましょう。」
2人の様子を見ていたラファエルが、ルシフェルに声を掛けた。
「そうだな、我々も先を急ぐとしよう。」
ルシフェルがそう言うと、5人は再び魔神達に続いて歩き始めた。

序章~プロローグ~68

「ちょっと待て、5人も居るんだ、1人くらい食わせてくれてもいいだろう?」
魔神達を引き止める感じで、ケルベロスが言った。
それを聞いたデーモンがケルベロスの方を向いた。
「馬鹿野郎!!お前ら、サタン様に殺されたいのか!!」
デーモンは、大声を出してケルベロスを怒鳴り付けた。
すると、その声に驚いたのか、ケルベロスは口を開いたまま黙ってしまった。
「まあまあ、落ち着けよ…。ケルベロス、お前達もまだ死にたくはないだろう?」
落ち着いた様子でサイクロプスが、デーモンとケルベロスに言った。
「…ああ、確かに死にたくはないよな?」
「…そうだな。」
「…俺も、サタン様に殺されるのは御免だ。」
ケルベロスの3つの頭がそれぞれ言うと
「すまなかったな…。」と魔神達に告げた。
「じゃあ、俺達は行くからな。…ほら、サタン様の所に急ぐぞ。」
サイクロプスが、ケルベロスに別れを告げてデーモンに言うと
「わかったよ。」とデーモンは言って、先へと進んでいった。

序章~プロローグ~67

「…いや、こいつらは餌じゃない、だから食おうとするなよ。」
サイクロプスがケルベロスに向かって言った。
「餌じゃないなら、何で天使がこんな所に居るんだ?」
ケルベロスは不思議に思い、魔神達に聞いてきた。
「この天使達は、サタン様が自分の所へ連れて来るように言ったのだ。」
デーモンがケルベロスに応えた。
「珍しいな、サタン様が天使と会うとは…。」
「ああ、そうだな…。今まで1度も無かったんじゃないか?」
ケルベロスの2つの頭がそれぞれ話していると、残りの1つが更に魔神達に聞いてきた。
「おい、そいつらは何でサタン様の所に連れて行くんだ?」
その問いに、デーモンが応えた。
「こいつらは、サタン様に用があるんだとよ、何の用かは知らないけどな!!」
デーモンは少し苛つき始めた様子だった。
それに気付いたサイクロプスは(…このままではまずいな。)と思い、ケルベロスに向かって言った。
「悪いが俺達は急ぐんだ、行かせてもらうぞ。」
そう言ってサイクロプスはデーモンに「おい、行くぞ!」と言って、先を急ごうとした。