好き勝手に物語を書くぞ~♪ -32ページ目

序章~プロローグ~78

「何と言う事だ…。我らの種族から堕天使になった者がいたとは…。」
ルシフェルは悲しげな表情を浮かべながら呟いた。
「驚いたようだな。」
「そりゃそうだろう、元は同じ種族なんだからな!!」
魔神達はルシフェル達の驚いた様子を見ると、お互いの顔を見て言った。
「…どうして堕天使になってしまったのだ?」
ミカエルがダークエンジェルに問い掛けた。
「堕天使?」
ダークエンジェルは、何の事だか分からないみたいだった。
「無駄だ!!そいつには過去の記憶なんてないぞ!!」
ミカエルが言った事に対してデーモンが応えてきた。
「どう言う事だ!?」
デーモンの発言を聞いて、ラファエルが聞いた。

序章~プロローグ~77

魔物の姿を見て、ルシフェル達は驚いた。
ルシフェル達を出迎えた魔物は、女性の姿をしていて、髪は銀色で腰の辺りまで伸びており、肌は小麦色をしている。
そして、身に付けている物は、普段ルシフェル達が着ているような衣だが、真っ黒に染まっていた。
背中にも、衣同様に真っ黒に染まった翼があった。
その魔物はかつて、ルシフェル達と同じ天使族に属していて、今は『ダークエンジェル』と呼ばれる、『怒りと憎しみ』で闇に堕ちた、『堕天使』であった。
ルシフェル達は、自分達の目の前に、同じ天使族だった者が、堕天使となって現れるとは思ってもいなかったのだ。
しかも、魔界の王サタンに使えているのだから、驚くのも当然である。

序章~プロローグ~76

「わかったら、さっさと行くぞ!!」
デーモンがそう言うと、魔神達は城に向かって、また歩き出した。
「歩いて行くしかないようだな…。」
今の光景を見たルシフェルが、他の4人の顔を見ながら言った。
「そのようですね…。」
ウリエルがうなずきながら言うと、ルシフェル達も城に向かって歩き出した。
そして2日後、ルシフェル達はようやく、城門の扉の前に辿り着いた。
「天使どもを連れて来た!!ここを開けろ!!」
デーモンが言うと、扉が開いた。
そして扉の向こうには、1人の魔物が立っていた。
「ようこそお出で下さいました、大天使長ルシフェルと4人のセラフの皆様…。我が主、サタン様がお待ちです。」
そう言いながら、魔物はルシフェル達に向かってお辞儀をした。