風の輪舞曲(ロンド)~闇を奏でる者~ No.1
~始まりの時~ No.1
人の住む世界には9つの国がある。
昔は大小の国が沢山あったのだが、人々は他の国を侵略する為に争いを繰り返し、今の国の数まで減ってしまった。
それは、大量の人々が犠牲になってしまったと言う事でもある…。
しかし、争いを終わらせる為に交わされた『和平条約』によって、これ以上国々が減る事は無かった。
そして、争いが無くなり、人々は平和な暮らしを数百年と過ごしていたが、9ヶ国の内の1つの国に起こった出来事により、世界は再び動き出す事となる。
その出来事は、空が晴れて綺麗な満月の見える静かな夜に起こった…。
国の城門の所に、門番らしき2人の男性が立っていた。
2人共若い兵士で、一般的に『ブロードソード』と呼ばれている剣を腰に下げていた。
2人は夜間の警備にあまり慣れていないのか、とても眠たそうにしており、時折あくびを見せながら退屈そうに会話をしていた。
「ふぅ~っ、それにしても暇だな…。」
「そうだな…。こんな夜は、家に帰ってゆっくりと酒でも飲んでいたかったな。」
門番の2人が辺りを見ながら話をしていると、『…ガサガサッ』と、草が1メートル程まで伸びている右前方の草むらで何かが動く音がした。
「今、そこで何かが動く音がしなかったか?」
「どうせ、野良犬か何かだろう?」
そうだな…と、言った感じで2人は軽く笑うと、眠い目を擦りながらも警備を続けた。
しばらくすると、また草むらで何かが動く音が聞こえた。
今度は激しく動き回っている感じだった。
「何か変だな…。」
「きっと、獲物でも追い掛けているんじゃないのか?気にする事ないさ。」
そう話している間も、ずっと激しく動き回る音が聞こえていた。
「何だろうな…ちょっと様子を見てくる…。」
さすがに気になってきたのか、門番の1人がそう言って、腰に下げてある剣を鞘から抜いた。
「分かった…、気を付けろよ…。」
しょうがない奴だ…と思い、ため息をついてもう1人がそう言った。
ああ…と、剣を抜いた若い兵士は呟きながらうなずくと、草むらに向かって歩いていった。
人の住む世界には9つの国がある。
昔は大小の国が沢山あったのだが、人々は他の国を侵略する為に争いを繰り返し、今の国の数まで減ってしまった。
それは、大量の人々が犠牲になってしまったと言う事でもある…。
しかし、争いを終わらせる為に交わされた『和平条約』によって、これ以上国々が減る事は無かった。
そして、争いが無くなり、人々は平和な暮らしを数百年と過ごしていたが、9ヶ国の内の1つの国に起こった出来事により、世界は再び動き出す事となる。
その出来事は、空が晴れて綺麗な満月の見える静かな夜に起こった…。
国の城門の所に、門番らしき2人の男性が立っていた。
2人共若い兵士で、一般的に『ブロードソード』と呼ばれている剣を腰に下げていた。
2人は夜間の警備にあまり慣れていないのか、とても眠たそうにしており、時折あくびを見せながら退屈そうに会話をしていた。
「ふぅ~っ、それにしても暇だな…。」
「そうだな…。こんな夜は、家に帰ってゆっくりと酒でも飲んでいたかったな。」
門番の2人が辺りを見ながら話をしていると、『…ガサガサッ』と、草が1メートル程まで伸びている右前方の草むらで何かが動く音がした。
「今、そこで何かが動く音がしなかったか?」
「どうせ、野良犬か何かだろう?」
そうだな…と、言った感じで2人は軽く笑うと、眠い目を擦りながらも警備を続けた。
しばらくすると、また草むらで何かが動く音が聞こえた。
今度は激しく動き回っている感じだった。
「何か変だな…。」
「きっと、獲物でも追い掛けているんじゃないのか?気にする事ないさ。」
そう話している間も、ずっと激しく動き回る音が聞こえていた。
「何だろうな…ちょっと様子を見てくる…。」
さすがに気になってきたのか、門番の1人がそう言って、腰に下げてある剣を鞘から抜いた。
「分かった…、気を付けろよ…。」
しょうがない奴だ…と思い、ため息をついてもう1人がそう言った。
ああ…と、剣を抜いた若い兵士は呟きながらうなずくと、草むらに向かって歩いていった。
