【占い×整理収納講座】実例・娘の整理収納♪ | 太陽と月と地球4tune

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あなたはあなたのままで。わたしはわたしのままで。

心と運のしくみを紐解く占い師
稲葉千津です。

きみちかさんとのコラボ、
【占い×整理収納講座】
次回は7月6日、旭川に参ります。
http://ameblo.jp/seirinobuta/entry-12155170854.h

旭川のみなさま、お会いできるのがとても楽しみです♪
どうぞよろしくお願い致します。
近日中に告知スタート致します。


さて。

いつもはお話だけ、
ですので、
今日は娘の整理収納はこんな感じ♪
をお見せしてみようと思います(^^)


娘は、
・モノ=思い出や人と関わり、ぬくもり
・なのでどんどん増えてゆく
・なかなか捨てられない
・新品より好印象なお姉さんのお下がりのほうが好き
なタイプ、

母(私)は、
・モノ=見た目重視
・汚れたりほつれたりしているのは我慢できない
・捨てたものがまた必要になったら買えばいいと思っている
・なるべく娘の意思を尊重したい
・でも自分が居心地悪いのは許せない
というタイプです。

受講して下さったみなさま、
それぞれ何タイプだったか思い出していただけましたか~?
○○重視タイプと、○○重視タイプ、ですよん(^^)


少し話はズレますが。

私は一人っ子育ちで、
子供の相手をした経験がなく、
子育てには全く自信がありませんでしたし、
自分優先のダメダメ母でありました。
(今も手探りだけど)

なので、
これはいかん!何とかしよう!と思っていまして・・・。
娘が2歳くらいの頃、
子育てのための最新プログラム的なものを受講たことがあります。
(プログラムの名前忘れちゃった・・・)

受講に数日かかるような
かなりボリュームのあるプログラムで、
(託児もあって、ママ友もできた♪)
使えるスキル、使えないスキル、
色々ありました。
外国から入ってきたものだったので、
このスキルは日本には馴染まないかなぁ、
とか。

その中で、
とても印象的だったのは、

その場しのぎで親がブレていると、
やがて、
子供が親をナメるようになり、
ますます子育てがしにくくなる、

という説でした。


例えばね。

今日はお菓子買わないよ、
と言ってスーパーにお出かけしたとします。
でも、
子供だもん、
新しいものを見つけたら欲しくなっちゃいますよね。
欲しいよ~買ってよ~ってグズられた時。

買ってご機嫌をとる

その場は収まる

子供は次もグズれば親は買ってくれるということを覚える

やがて子供にナメられる

ブレる親を信用しなくなり、結果、子育てしにくくなる


これがダメなパターン。
それに対して、


約束を守らない場合は、
買わないって言ったよね、約束が守れないなら帰るよ、
と言って、
それでもグズるなら、本当にすぐ帰る

子供は泣いたり暴れたりするかもしれないが、
ダメなものはダメということを覚える

約束を守れた時には沢山褒める

ブレない親が当たり前になり、
子供は、
何をすれば叱られて、
どうすれば褒められるかを明確に理解するので、
結果、子育てしやすくなる


ってね、テキストには書いてある。
頭では分かるんですよ~。
そうだよねぇって。

でも、実際やってみると、
メチャメチャ親自身が試されます。
スゴイ大変。
心折れそう。

例えば↑の例の場合、
本来買いに行ったものを買えずに帰ってくることになったり・・・。
スゴイ腹立つし・・・。
車のなかでワンワン泣く子供の声に耐えたりとか・・・。

でも、心折れそうになるたびに、
買い物と、
子供との約束、
本当に大事なのはどっちなの?って、
自分に問いかけて、
絶対、曲げないって頑張りました、私。

ここで買ってあげたら、
これからず~っと子育て大変になる、
この子のためにもならない、
って思って、
メッチャメッチャ、メッチャ、がんばりました。

更に、いろんな場面で、
自分もちゃんとしないとダメだな~って、
何度も何度も思って。

子供は、見てる。

見本は、私。

試される親としての私、ヤバイっしょ・・・(^^;



話を戻して。
これがどう整理収納に関係してくるかというと。

先ほどご紹介しましたとおり、
娘はモノが捨てられないタイプなんですね。
1歳2歳のときから、それはもう、本当にそうで。

折り紙・おえかき・工作・お手紙、
全部彼女の宝物・・・(^^;

おもちゃコーナーはぐちゃぐちゃで、
私にとってはゴミにしか見えないもので、
溢れかえっておりました。

でもなぁ、
この子には宝物なんだよなぁ・・・、
と、
なるべく彼女の意思を尊重していたのですが。

娘が3歳くらいのあるとき。

増えすぎたごちゃごちゃに、
彼女自身が癇癪を起こしたことがありました。
お片づけ放棄。
できない、お母さんやって、って。

そのとき私は思ったのです。

これって、
お片づけできないなら、
おもちゃはナシ、
っていう約束を守ってもらうチャンス・・・かも?
自分の軸がぶれないか、試されてるかも…?

で。

速攻で。

おもちゃ、
全部取り上げました(鬼すぎ)

おばあちゃんが買ってくれたボーネルンドの積み木も、
買ったばっかりのプリキュアの変身グッズも。

ぜーんぶ。

心痛かった~!!!


おもちゃコーナー、全部なくなりました。
きれいさっぱり。


娘は泣きましたとも。
暴れましたとも。

そんなやりとりに、私も心が痛すぎ・・・。
鬼だわ~私・・・と思いました。


泣いてボロボロの彼女。
そりゃショックだよね・・・。
せめて抱っこして、少し落ち着くのを待ってから、
こんな約束をしました。

じゃあ、今日は、1つだけ、おもちゃ、返してあげます。
そのおもちゃをちゃんと片付けられるようになったら、
また一つ返してあげます。
片付けられなくなったら、今度は全部捨てます。
いいですか?


その後、約1ヶ月くらいかけて、
おもちゃは無事、彼女の手元に戻ることになりました。

ちゃんと約束を守れたから。

おもちゃを戻しながら、
お片づけの様子を見たり、
時には手伝ったりしながら、
溢れない方法を家族で一緒に考えてゆきました。

ボーネルンドの積み木も、
プリキュアの変身グッズも、
捨てずに済んでよかったよ~(^^;
と思っていたのは、
娘には内緒です。

そして、
片付いていないときには、
「あれっ?おもちゃこれで良いんだけ?」
の一言で、
風のようにお片づけが始まるようになりました。

あの時すごい、がんばって良かったなぁって思う出来事です。





んで、現在小3の娘。

押入れの中。

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image

入れ物は間に合わせだし、
完璧ではないかも…(^^;;
ですが、
本人は、
使いやすそうに、
しまいやすそうにしています。

閉めてしまえば見えないので、
ここまで出来れば母目線でも200点☆

お誕生日とクリスマス前になると、
自主的に、
おもちゃを全て引っ張り出して、
いる、
いらない、
の点検をします。

溢れるとお母さんに捨てられるからねぇ(^^;

ほとんど手伝わずに半日でできるようになりました。



タンスの中。

image

洗濯物をたたまずに部屋に積んでおけば、
一人でここまでできます。


image

付箋に分類を書いて、外側に貼り付けています。
このラベリングは、
おしいれのお片づけのときにお父さんが出してくれたアイディア。
たんすの整理に応用したのは彼女自身だったので、
ぶっちぎりで褒めました。

見た目微妙ですが、
普段直接目に留まる場所ではないことと、
娘の自主性を尊重したかったので、
今はこのままです。

分類が変わるときには、付箋を書き直しています。



娘は最初、
ちゃんとしないと、
お母さんに取り上げられちゃう、
捨てられちゃう、
っていう動機で始めたお片づけ。

でも今は。
たぶん。
違うんじゃないかなぁ・・・。
そんな気がします。

相変わらず、
私が思い込みて買ってくる新品より、
お姉さん達からのお下がり大好きで、
捨てることには抵抗を示しますが・・・。
好きな子へ譲って使ってもらうのは、むしろ喜んでいます。
ああでも、
海外へ送るのは嫌だと泣かれました。
顔の見えるところへ、ぬくもりの感じられるところへ、
それが彼女の譲れないところ。
だから尊重しています。

ちゃんと相談して、勝手に処分しないように。
私とは「大事」の価値観が違うから。

そして私、
思い込みで着せたい服の買い物、
我慢するようになりました。
娘は私の着せ替え人形じゃない。
面倒でも連れて行って見せたり、
写メして娘が帰宅後に確認してから、
後日出直したり。
それでもやっぱり、お下がりの着用率高し…( ̄^ ̄)ゞ

お手紙や工作も、
入れる場所を決めて、
一定量を越すと自分で処分しているようです。
まだまだモノは多いほうですが、
出しっぱなしは見た目重視のお母さんに叱られるので、
そのあたりは上手くやっていて。

ああ、やっぱり、○○タイプだな~って思います。



幼い娘を連れて、
子育てプログラムに通うのは、
楽しみでもありますが、大変でもありました。

でも行って良かったな~って思っています。

更にもっと大変だったのは、
ブレずにいること。

可愛い我が子。
できれば泣かさずに、楽しく暮らしたい。

私も自分を甘やかしたい。
楽したい。

私自身も試される。

それでも頑張って良かったです。




思うのは。

娘がお片づけを身につけるためには、

・個性や価値観(私と娘両方の)を尊重すること、

と、

・私が親としてブレずにルールを守り続けること、

の両方が必要
だったんだなんだぁって。



親のルールの押し付けでは子供は動いてくれないし、
子供の個性を尊重するだけではルールが身につかないし、
磨り減らずに続けてゆくためには、
親の価値観を大切にすることだって必要。


占い×整理収納講座で、
個性と価値観とルールづくりのヒント、
見つけ頂けたら嬉しいなぁと思っています(^^)


きみちか家のお片づけはこんな風ですって♪
こちらもぜひ↓
http://ameblo.jp/seirinobuta/entry-12161596206.h

続きが楽しみです♪




★子供の才能を見つけるお茶会はこちら↓
http://ameblo.jp/bio4tune/entry-12160390239.html