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ケーブル

ちょっと気になるシールドケーブルが現れた。

Noah'sark Custom Guitar Cable"Limited Line"

mogami2524 + SwitchCraftは珍しくもない組み合わせだが、問題はその接合方法。ケーブルとプラグをハンダでなく溶接で接合しているというのである。
同じ組み合わせでハンダを使っているものと、ハンダを使わず溶接しているものの2種類を試してみた。
実はそんなに違いは出ないのではと思っていたのだが、あっさり裏切られた。
低音のまとまり、高音の切れ、中域のコンプ感、ブラインドテストでも分かる程の違いが感じられた。

バッファー・アンプやクリーン・ブースターを吟味する前に、このケーブルを使うという選択肢があってもいい。私もまず2本買ってみる予定である。

歪み

年内最後(多分)のギグを前に足元について悩む。歪みである。
あれほど信頼していたAKAI G-Driveの王座もCREWS SVD-001にほぼ置き換わり、更に今はShigemori G.O.Tに惹かれている。
歪み具合の好みが変わったということもある。
がしかしギターの場合とは違う、コントロールしやすい歪み音(そしてそんな音を持つエフェクター)というものが確実にあるということが分かってきた。
例えばaguilar TONE HAMMERはとてもよい歪み音を持っているが自分にとってコントロールしやすいかどうかというと微妙なところがある。フレッテッドでかつスラップ奏法の場合にはかなり有効な音になるが、フレットレスにはちょっと合わないかもしれない。それは出音のスピードにカギがある。
SVD-001はその点ではとても優秀なのだが名前通りクラシックな音というか、音域に関してはかなりナローレンジである。
G.O.TはTONE HAMMERの弱点をリカバーした音と言えるかもしれない。ただし所謂ハイゲインではないので、昔のマエストロのような音にはならない。歌バックで弾ける歪みとでも言うか。この辺はSVD-001と対極にある。
他にも狙っているものはあるのだがそれはまた後日。

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KYDD Carry-On

年末のツアーのために引っ張り出してきたCarry-Onであるが、改めて思うこの頼りない音。
まあブリッジにFishman BP-100を挿んでいるだけなのでいい音など望むべくもないのだが、そうも言ってられず再調整・改造作業に入ることにした。

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プリアンプの話

今更乍らSHIGEMORI PRETONEを購入。
噂に違わずよくできたエフェクターである。今までプリアンプやイコライザーで四苦八苦していたのが、嘘のように簡単に決まる。パラメトリック・イコライザーで絞りこみたいと狙う(複数の)帯域が予めプリセットされていると言えばいいか、ただのトレブルとベースではない2つのノブが魔法のように効く。

まずは購入前同じような立ち位置にあるかなと思っていたWEED BEEFとの比較を試みる。BEEFはブーストよりもカットする方向で詰めて行った方がS/Nの点でも有利で、結果が出しやすい。それに対してPRETONEはもっと積極的に追い込んで行ける。ノイズレスという点ではこちらの方が数段上で、何の心配もなくトーン・ブーストが可能だからだ。

ギター、ベース問わずクリーン・トーンを追い込むという目的に於いてかなり優秀な2機種だが、その性格は正反対。
暫くはこの2台をワンセットにして持ち歩きたい。

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Wilkins

Wilkins VRB-4(と思うがいろいろな点で微妙)の調整。
軽くて取り回しがよい楽器で、過去2度ほどライヴで使っているが、まだ自分のものにはなっていない。
ボディはチェンバー付きマホガニーバックにフレイムコアのトップ。ネックは太めのメイプルにパーフェロー指板。ブリッジとマシンヘッドはHIP SHOT製。パーツのおかげもあり重量は3.4Kgと軽く、本当に楽である。
今日は各部の採寸をして終了。
今後フィンガーレストの製作と電装関連の吟味を行う予定。