09月05日 伊豆の峠道と林道(5)-西伊豆スカイラインの自走も大変だったの巻き(後編) | Cycling Wonder

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プレスポで行く神奈川の道

伊豆半島の峠道と林道をめぐるシリーズの第5弾。
今回のターゲットは、西伊豆スカイライン。
後編は、西伊豆スカイラインと船原峠からの復路についてレポートする。

 
■見所

★鎖雲寺(さうんじ)⇒(前編)
★城山(じょうやま)⇒(前編)
★戸田峠(へだとうげ)⇒(前編)

★西伊豆スカイライン(にしいずスカイライン)
静岡県伊豆市の戸田峠(へだとうげ)と土肥峠(船原峠)[といとうげ(ふなはらとうげ)]を結ぶ延長約10.8kmの県道。
西伊豆を代表する三山(金冠山、達磨山、伽藍山)の稜線上を通っている。
元々は有料道路の伊豆スカイラインの一部として計画されたが、天城高原から天城峠までの計画とん挫により、西伊豆側が独立した有料道路として供用を開始。(1969年)
2004年に県道化されて静岡県道127号船原西浦高原線(K127)の一部として無料開放された。
土肥峠~風早峠間は県道411号西天城高原線として開通している。
★達磨山(だるまやま)
静岡県沼津市と伊豆市との境界にある982mの山。
山頂付近は低いササで覆われているため眺めがよく、山頂においては360度の展望がある。
富士山や駿河湾、天城山など伊豆半島の北部周辺を見渡すことができる。
西伊豆スカイラインの道路脇から伸びる登山道(伊豆稜線歩道)を使えば、15分程度(500m)で容易に登頂できる。

 
■マップ
(1)全体(熱海までは省略)
 

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(2)西伊豆スカイラインK127

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↑稜線の西側に道を通すのは難しい

 
■実走報告

(⌒_⌒)v いぇ~い!

戸田峠からの続き。

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(07)西伊豆スカイライン(前半)
13:30、戸田峠(へだ)に到着。(距離112.98km、AV18.5km/hr)
峠のPASS標識で記念写真、金冠山側のトンネルをちょっと

覗いてから、いよいよ西伊豆スカイラインに入る。

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↑左に見えるのが金冠山、ここも登りやすく富士山がきれいに見えるらしい。行くべし。


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無料開放された県道なので、道の開始と終了はあいまいだ。
走り出しても上り坂が続くのには、ちょっとゲンナリ。

景色がさっぱり良くならない。走る向き(南下)で右側が伊豆の

西側と分かるのだが、西側の山が高い。明らかに期待外である。

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暫く走ると、道の左側にチラチラと高い山が覗く。

やっと達磨山が見えてきた。

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納得出来る眺望が現れたのは、達磨山の登山道が見える直前

になってからだ。(アクサダイレクトのCMで堤さんが事故った場所)
追い越していく車の後を目で追うとまだ上がっていくのが分かる。
やれやれ。

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(08)達磨山
14:03、達磨山頂上へ通じる登山道(伊豆山稜線歩道)の階段前

に到着。振り返るとなかなか良い景色。

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おそらく雲がなければどこかに富士山が見えるのだろう。


 道路脇に車数台分の駐車スペースがあり、車で来ても気軽に
上がれます。頂上までは500mとあり、途中の平地を挟んで2回の

階段上りとなる。この2段式のため、途中で上るのを諦める観光客

もいる。(当日実際に目にした)
実は私も何度か「止めよっかな」と考えた。最後は意地で登りました。
 

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14:19、達磨山頂上に到着。
頂上には立派な三角点があり、眺望が抜群に良い。

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修善寺からここまでひたすら上りが続き、景色もさっぱりで

ちょっとウンザリした気分だった。
達磨山頂上からの360度パノラマを見たら、もやもやした

気持ちが吹っ飛んだ。やっぱり登って良かった。

  

頂上で写真を撮ること3周。
カメラのモニタを見ても、ちゃんと撮れているのかどうかさっぱり

わからない。いつもは2周回って撮るのだが、今回は3回まわる。

★↓船原峠側登山道から西に360度回ってみます。

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↑この西側斜面が急峻で良かった
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↑戸田湾

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↑本来なら富士山が見える所です
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↑沼津の島が見える

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↑真中やや右が葛城山でその右が城山
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↑修善寺方面

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↑一周しました

金冠山(816m)と達磨山(982m)と古稀山(920m)(笹原Pそば)が

スカイライン沿いにあるのだが達磨山だけは、絶対に登りましょう
この山に上がらないと、せっかくここまで来た甲斐がないよ。
理由は最後に述べる。

 

雨続きの後で、景色は水蒸気にかすんでしまって富士山なんて

全く見えない。それでも、ここの素晴らしさは十分理解できた。


14:29、下山開始。頂上に留まったのは10分間だが、体感では

もっと長く感じた。

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(09)西伊豆スカイライン(後半)

14:40、登山道入口に戻る。

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スカイラインに復帰するが、達磨山を巻き終るまで上り坂は続く。

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達磨山の後は全て下り坂です。

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新興宗教の施設入口と笹原駐車場を通過した辺りから下り坂が

急になっていく。

伽藍山には駐車場があったのだが、寄る余裕がなかった。
船原峠分岐まで急カーブが連続して緊張する。

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(10)船原峠から修善寺
15:15、K411船原峠の分岐地点に到着。(距離124.23km、AV18.2km/hr)

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K411へ分岐せず直進する事も可能である。
風早峠に通じていてその後はK59を走って湯ヶ島につながる。
風早峠経由修善寺行きだと、K411より13.8kmほど長くなり、

1時間遅くなる。従って今回は行きません。

 


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↑標識の行き先がフニャフニャって何だが不安だね。


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↑今は行けない。歩行者もダメだって。
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15:21
、R136に合流。
 


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↑12km先のフェリー乗り場って言われてもねぇ。一体何処なんだよ。
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15:44、天城ドームのそばを通過して出口交差点でR414に合流する。

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↑こっちの方が急坂に思えた。

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↑出口交差点

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↑修善寺ICを右折する。

16:02、修善寺の横瀬交差点に到着。(距離142.21km、AV19.1km/hr)

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船原峠から修善寺までの下りは思った以上に急だった。
修善寺から戸田峠が長い上りでウンザリしたけど、修善寺から

船原峠を回ったら、もっとウンザリしそうだ。
途中の景色がイマイチ地味で、走っても楽しくない。
私はこちら側は走らないだろう。

 

アメーバブログ40000文字の壁に阻まれましたので、この後は

「後編-続き」で報告を続ける。


いつも長くて本当に申し訳ないです。

m(_ _)m