クロスバイクは和製英語でEnglishじゃないよ | Cycling Wonder

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プレスポで行く神奈川の道

今回は、ちょっと軽めの話題、つなぎの小ネタです。
昨日(4/5)のサイクリングが盛りだくさんですぐにはまとめられそうにないのだ。

「04月05日 春の山歩きサイクリング(5)-大磯から渋沢へGO!の巻き」

3回を予定してます。

 

和製英語=英語ネイティブには通じない英単語を英語風に組み合わせた日本語。

 

Googleで「和製英語」を検索すると、これでもかと言うくらいたくさん出てくる話題です。
必ずカタカナ表記になるので”カタカナ日本語”でも良いと私は思う。


”英単語を使って、英語圏で通じない”というのがミソ。


あまりにたくさんあるので、ここでは私が”そう言われてみると、「確かに」”と思ったこと”のいくつかをピックアップして紹介します。


Q:houseとhomeはどちらも「家」ですが、どう違いますか?
A:houseは「一戸建ての家」。homeは「我が家」
houseとhome、日本語に訳すとどちらも「家」になってしまうが、違うもの。

 

「マイホームを買う」⇒英語にするとおかしな事になる。
「我が家」は買うものではないね、「そうなる」「そうする」ものだね。
器は一戸建てでもマンションでも賃貸でも「我が家は我が家」本人が思うもの。

 

※ジャパンタイムズブッククラブ The Japan Times BOOKCLUB
http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Word.do?id=54
http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Word.do?id=13

 

ちなみに”マンション(Mansion)”も真正英語と日本語ではニュアンスが違う。
日本語ではアパートよりも大型の共同住宅(集合住宅)を表す場合に使われている。
英語では、大金持ちの豪邸を指すことが多く、共同住宅の意味ではない。
日本では「マンション」と「アパート」は違うものと思われがち。
「コーポ」に至っては何語?
「マンション」(和製英語)=Apartment 又は condo(condominium)

 

※マンションとアパートとコーポと賃貸住宅の違いを教えて下さい。 - Yahoo知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q136247198
↑マンションは鉄骨でアパートは木造だって。住宅の構造を表す言葉ではないね、さすが日本人だ、作っちゃってる。


Q:「チャレンジ」とchallengeはどう違いますか?
チャレンジ(和製英語)は、「とりあえず(初めて)やってみる(試してみる)」というニュアンスで使う。
challenge(真英語)は、非常に難しい課題、問題に人間が取り掛かる様。
「チェレンジしてみる」のニュアンスを表す場合は「トライ」(try)が適切。

 

※「チャレンジ」と”Challenge”------和製英語と現地英語の乖離
http://indianaky.blog45.fc2.com/blog-entry-409.html

 

私が良く使うのは「チャレンジ」
バラクオバマが使うのは「challenge」
私が日本人でオバマがUSAだからじゃありませんよ、
米国の大統領はそれだけ大変だと言いたいのだ。
「健康保険に感謝しています」

 


Q:昔の「スチュワーデス」は現在では?
A:stewardess(スチュワーデス)は現在では男女差別を避けるため、flight attendant (客室乗務員)と呼ぶのが一般的。

flight attendant=飛行中(flight)の乗客の世話係(attendant)
日本語での正式な呼び名は「客室乗務員」
無理がありありの対訳ですね。

近年ではflight attendantではなく、cabin crewやcabin staffと呼ぶ動きもあるとのこと。
attendant(世話をする人)では軽く聞こえるかもしれないので、まず第一に乗務員チーム(crew、staff)の一員であることを強調しようという考え。なお、cabinは船や飛行機の「客室」。

CA=cabin attendant(キャビンアテンダント)と言うのをよく目にするんだが、何でこうも、いろんな呼び方があるんでしょうか?


Q:リベンジとrevengeはちょっと違うから注意
A:主にスポーツイベントで「雪辱する」の意で使われる和製英語。
K-1などの格闘技系スポーツではたまに使われていたが、広く一般に認知させたのは、野球選手の松坂大輔選手(K-1好き)が良く使ったからである。
1999年の新語・流行語大賞の受賞者に選ばれたことからも確か。

リベンジ(和製英語)は、スポーツなどで一度敗れた相手に再度対戦して勝利する、旧来からある日本語「雪辱」とほぼ同じ意味で使われている。
対人相手だけではなくモノゴト(対物)に対しても使用される。
「再挑戦」「雪辱する」「借りを返す」ともいう。
 

revenge(真英語)は、「復讐」あるいは「報復」「仕返し」であり、個人的な恨みや復讐心を連想させるドロドロした意味を含んだものなので、海外の人には使わない方が良い言葉である。
特定の対人に対する強烈な恨みがある場合に使う特殊な言葉である。

 

松坂の罪は重いと思うね、「リベンジ」に含まれる本来の意味「復讐」「仕返し」「恨みをはらす」「報復」を、何故か爽やかなとても軽い意味に変えてしまった。
「リベンジ」使用例
「明日へリベンジする」
「美人コンテストにリベンジを果たした。」
「ワールドカップでリベンジする」)

とても、revengeを使って直訳できませんね。
確実に、crazyと思われますから注意しましょう。

 

TBSは「リベンジ」では陳腐と思われるから「倍返し」を選んだんですね。
「リベンジ」=「倍返し」「100倍返し」と言うことです。
とても普段に使える単語ではないと思うよ。

 

2012だったかオリンピック前に女子サッカーの米国代表のワンバック選手が日本のTVのインタビューで言っていた。
前年のW杯で日本に負けたリベンジを果たしますかと聞かれて、「私は”リベンジ”という言葉が好きではありません。今度対戦したら絶対勝自信はある」と答えたのを見て「あー、外人は”リベンジ”って使わないんだ」と実感したのを覚えている。
(日頃から使わなければいいのだ。私は使わないよ)

 


Q:「バイク」とbike
A:英語のbikeは自転車を指す。bike=bicycle。
日本語で「バイク」と言えば、「オートバイ」、「自動二輪車」を言う。
自転車は「バイシクル」又は「チャリ(ンコ)」。
さすがに自転車を趣味にしている人は「バイク」=自転車を認知しているが、
用法としては”自分の自転車”=”マイ・バイク”と用いることが多い。
ロードバイク乗りがよく使う。
 

プレスポ乗りの私は、圧倒的に”マイ・チャリ”を使う。
人間が最初に発明したのが自転車で2つの輪っかで「bicycle」は有名な話。
動力的には自転車=人力車。
原動機(エンジン)が付くと動力車になり、動力車の二輪車を
「自動二輪車」とか「単車」と呼ぶ。
英語的にはmotorcycle(モーターサイクル)やmotorbike(モーターバイク)。
やはり人力による二輪車が基本です。bike=自転車!。

なお、道路交通法では、制動装置つまりブレーキ、及び後部反射板がない
車両は車道を走る事は出来ない。

 

※bike と bicycle
http://www.geocities.jp/gyouseikowa/eigo/bike-bicycle.html


★「クロスバイク」とcross bikeは違う
 「クロスバイク」という名称は、主に日本で通じる呼び名で、”cross bike”とゆっくり言っても海外では通じないよ。
 英語で「cross bike」と言うとシクロクロスのバイクを指す。

 

※クロスバイク - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF

 

 

Q:「クロスバイクって一体何?」と聞かれて、どう答える?
A:MTB感覚を残しつつ舗装道路での快適性を向上させた廉価なバイク。
”MTBを思いっきり街乗りに振り切ったバイク”(MTBの派生品)と思えばよい。
1980年代半ば、マウンテンバイク(MTB)が売れなくなって困った自転車業界が考えだした車種。
当初「クロスオーバーバイク」と呼んだのが始まり。
ちなみに、ロードバイクからの派生は、シクロクロスバイクやフラットバーロードバイクである。

 

「ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこ取り」では決してない。
「ロードバイクとマウンテンバイクの中間」という見方もあるが、ロードバイクの何物も受け継いではいない。MTBともロードバイクとも言い切れない(中途半端な)バイクの方が意味合いは適切。
・ロードバイクより絶対速く舗装路を走れない。
・MTBが走れる悪路を走れない。
・ロード系のパーツを使った車はあるけれど、それを持ってロードバイクと関連があるとは言えない。


※だからと言って、乗ってはいけないバイクという訳ではない。

性能で議論してしまうと中途半端感は否定できないが、それなりに楽しめるので、乗って楽しむ分には全く問題はない。日常に使うと考えると、意外とロードやMTBより扱いやすいと思う。

 

この車種は、競技に使用されるわけではないため、国際ルールによる車両規定はない。
(メーカー・モデルのコンセプトによって異なる)

「クロスバイク」の名称は必ずしも定着しておらず、メーカーによって様々な呼び名がある。
例えば
・トレッキングバイク→欧州のママチャリ
・フィットネスバイク→Giant
・スピードバイク→シングルスピードバイクから派生した呼び名。
・アーバンバイク→PINARELLO(ピナレロ)」が都会向けに売るシングルスピード車
・コンフォートクロス→クロス風ママチャリとか、一般に言うシティサイクル。
(グリップシフトで外装6段車のママチャリ=シティサイクル)
など。

 

※ママチャリとの違い
クロスバイクはスポーツバイクの一種とされているため、生活バイクであるママチャリ購入時には基本的に付随する日常的に有用である装備(鍵、泥除け、かご、ライト等)がついていない。
また使われるパーツも違いがあり、クロスバイクにはスポーツバイクからの流用品が使われるのに対し、ママチャリ用は独自品である。
パーツの材料や重量が全く違う。

 

※狭義
 MTBの駆動系(ブレーキ、変速機、クランク、スプロケ等)に26インチか700Cサイズのタイヤを組み合わせて、より整地走行に適応させた車種。
 
※本格自転車クロスバイクとママチャリの違い | クロスバイク 初心者 ナビ
http://crossbike-navi.com/bicycle-lesson/02-citycycle.html
 
※安いクロスバイクの位置付けの勘違い
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019759590
 


調べるといろいろ出てきます。
車関係の用語に和製英語が多いですね。
リニューアル(renewal)の使い方もカタカナ語と英語では意味が違う。
「リニューアル」は、”新装改店”と言う意味では英語圏で通じないぞ。
「リニューアル」→契約の更新(免許証の更新)
 ”新装改店”するなら”remodel”を使いましょう。
きりがないのでこのへんでおしまい


ではでは(^_^)y-゚゚゚゚゚