今回は宮ヶ瀬湖からの帰り道の報告です。
早戸川林道レポート(1/3)に書いたように、横浜市泉区へのルートにはいつくか選択できます。
その中でも、半原経由のルートは一番遠いルートになります。
時間に余裕があったこと、K64に飽きたこと、そして私が半原の中津川沿いを走るのが好きだから選びました。自宅が東京方面だとまたルートが違うんですよね。
宮ヶ瀬湖の周辺は、本当にいろんな走り方が楽しめるところです。
■マップ
今回の実走マップを示す。
■見所
★宮ヶ瀬ダム
神奈川県内の相模川水系の多目的ダム。
計画発表から29年後の2000年(平成12年)12月に完成した。
ダムから流れる中津川は流域面積が大きく、しかも下流に厚木市などの人口密集地帯がある。
総貯水容量は奥多摩湖(小河内ダム)や奥利根湖(矢木沢ダム)に次ぐ関東屈指の大ダムである。
ダムの目的は中津川・相模川の洪水調節、沿岸農地への農業用水補給、神奈川県内各市への上水道供給、直下流に併設された愛川第一発電所による最大出力24,000kWの水力発電である。
★服部牧場
宮ケ瀬湖ちかくにある観光牧場。
牧場には馬や羊がいつもいるので、小さいお子さんのいるファミリー向け。
馬は実際に見ると大きいです。
★神奈川県立あいかわ公園
県立あいかわ公園は、宮ヶ瀬ダム直下の河岸段丘状に広がる公園です。
春にはツツジが一面に咲き誇る「花の斜面」や、眺望抜群の「風の丘」などがあり四季折々で楽しめる。
利用料金が無料でした。有料だと思ってました。
ダムのエレベーターであがった自転車ブログを見たことがあります。
脚力に自信のない方は試してみたらいかが。
★日向橋(ひなたばし)
愛川町の中津川に架けられている道路橋で、平山橋(大正15年建設)に続いて、昭和5年に建設されたトラス橋である。
構造は、曲弦鋼ワーレントラス橋で、橋長62m、幅員5.5mの下路橋。
橋下の余裕が小さい場合、下路式のトラス橋は優れた構造形式である。
60m以上の支間をひとまたぎにして、河川内に橋脚を用いない構造としたことが、 洪水時の水流の邪魔とならず、今日まで橋梁としての役割を長く、果たしてくることができたものと思われる。
この橋の上流に並行して人道橋が架けられている。
かながわの橋100選(平成2年度選定)の一つ。
★平山橋(ひらやまばし)
愛川町の中津川に架けられている道路橋で、大正15年に建設された古い橋である。
構造は曲弦鋼プラットトラス橋3連で,橋長113m、幅員4.5mの下路橋。
かながわの橋100選(平成2年度選定)の一つ。
自動車用の橋ですが交互通行していたそうです。確かにちょっと幅がせまいです。
リベットが目立つなんとも風情のある橋です。
なお橋100選には馬渡橋は入っておりません小さくて短いからですかね。
■実走詳細
(01)北岸林道
虹の大橋の先でK64に合流しましたので、ここから半原へ向かうには2通りのルートがある。
右に向かうと、やまびこ大橋を渡って左折したあとK514を走るコース。
左に向かうと、鳥居原園地前から北岸林道を走り青山トンネルを出たところで林道を離脱。
何とか玉すだれトンネルを抜けると宮ヶ瀬ダムに到着する。
↑荒井林道から早戸川林道を見る。ビジターセンター近くまで早戸川林道は続いている。
↑K64に合流する直前左右どちらからでも半原へは行けます。
↑K64を左折した直後、右手にオレンジツリー
↑北岸林道。右手の先に宮ヶ瀬ダム。
↑青山トンネルを出てすぐを右に離脱する。
↑青山トンネル
↑見えているトンネルがXX玉すだれトンネルと言う名前です。
(02)宮ヶ瀬ダム
私はダムには興味がないので、ここでは記念撮影しておしまい。
県立あいかわ公園方面に坂を下ります。公園にも行かずに道を進むと閉じられたゲートの前に到着する。
ゲートの横が通れるのですり抜けると十字路に出る。
↑いつもこのアングルで撮る
↑ダムを撮ると、いつもこうなる。
↑丹沢の山並みが水墨画のようになって美しい。
↑あいかわ公園方面に下る。公園へは右手の下りへ行く
↑あいかわ公園の案内板
↑今回撮り忘れたので、以前に撮ったものを載せる。
ダムからの下り道はゲートに突き当たる。でも安心ください。
徒歩と自転車は、ゲートの横を通り抜けられるのだよ。
↑ゲートを抜けた先の十字路を直進する。
(03)服部牧場
直進すると牧場を横切るように道の前が広がる。
馬や羊、シープドックの練習風景を見ながらゆっくりと進む。
道はずっと下り坂であるR412に合流したら右方向へまた下る。
↑服部牧場です
↑馬とひつじ
↑R412に合流。右に曲がり下る。
(04)半原
R412の半原日向(はんばらひなた)を左折してしばらく走ると日向橋(ひなたばし)に到着する。
日向橋は、鉄道の鉄橋みたいな頑丈な感じの橋で、そして幅が広いんです。
橋脚なしで岸から岸に「どん!」と渡した橋です。
↑半原日向を左折。
↑かながわの橋100選のひとつ、日向橋。
↑日向橋の目の前にあった昔懐かしいお店。
ポストが、”資生堂化粧品”の看板が、タバコ屋と化粧品と文房具屋が連なって一軒。
どれもこれも懐かしさ一杯。
(05)平山橋
K54で中津川沿いを気持ち良く走った後、田代の交差点で右へ進みます。
現在の現役である平山大橋の川上側に平山橋がある。
この橋は実に絵になる橋である。昔の橋なので、実用的ではないがまわりの風景にマッチしていて私は良い橋だと思う。
漁が解禁され、長いさおをたらした釣り師が川に入ったところを写し込むのがお気に入り。
↑実に美しい橋だ。道路橋より鉄道の鉄橋がお似合い。
(06)名前を知らない良い道
平山橋のあるところが田代、平山大橋で考える。
K54をそのまま進むと箕輪交差点でK65を横切り高田橋で相模川を越えて上溝駅前経由で星が丘からK507に移りK50で下鶴間に行ける。
K54へは行かず中津川の右岸を進むと名もない舗装道が広がっていて、大変走り易い。
八菅橋を渡り内陸工業団地を突き抜けると昭和橋を通り女子美大の前に行く。
ここでは、相模川を渡る橋をどれにするかでその後の道が決まる。
気持ちよく走れる昭和橋を渡るコースを選択した。
↑桜の向こうに見えるのが、現役の平山大橋。この橋は味気ない。
↑中津川の右岸を進む
↑仲の良い道祖神
↑名前を知らない道から横須賀水道路の急坂を見る
↑やはり凄い坂だ
↑こちらは走り易い
(07)八菅橋(はすげばし)
内陸中津工業団地を横断するため一本松交差点を目指して八菅橋を渡り急坂を上る。
工業団地を横切り、団地はずれのコンビニ(ローソン)で休憩をとり昭和橋を渡る。
(08)K507
相模原公園の女子美大前を通って相模原市総合体育館前でK507に合流する。
K507は相武台団地でK50になりつきみ野の下鶴間で環状4号へ続く道K56となる。
(09)海軍道路の桜
海軍道路とは、環状4号線のある区間の道についたニックネームである。
この道の特長は、直線の道であることと、両側に桜の木が並木を作っており、今の季節は大変見事である。
道の周りに商店街もなく、桜祭りを開催することもないので、”桜の名所”にはならないが、桜並木は実に見事である。
※桜の名所
ネットで”桜の名所”として挙がる場所は、大抵観光用に商店街が後押しをしている所であり、桜祭りなどのイベントが必ず行われている。皆お金に関係するところである。
純粋に桜の花見をするのなら、ネットで”桜の名所”で検索した場所は避けたほうが良い。
(10)帰宅
環状4号線を走り家路に付いた。
■本日のデータ
・出発時刻-到着時刻(実時間)=08:07-18:40(10:33)
・乗車時間=06:40:38
・距離=109.29[km]
・AVE=16.3[km/hr]
・Max=57.1[km/hr]
・累積=0780.8[km]
※各ポイントの通過時刻(サイクルコンピュータ)
出発 08:07
戸沢橋 09:15
森の里入口 09:30
日向川K64 合流 10:50
尾崎 10:10
土山峠 10:30
早戸川橋 11:10(02:18:48)距離43.97km、AVE19.0km/hr
魚止橋 12:34
伝道(林道終点)13:13
三日月橋(下山)14:10(お昼休憩)14:35出発
早戸川橋(下山)15:12
宮ヶ瀬ダム 15:40
半原日向 15:56
旧平山橋 16:11
八菅橋 16:28
下鶴間 17:41
自宅 18:40(06:40:38)
■参考URL
※1. あいかわ公園(1000円もって公園へ行こう!)
http://1000enpark.com/park/kanagawa/aikawa/aikawa.html
↑県立あいかわ公園の解説。
※2.服部牧場オフィシャルサイト
http://kanagawa-hattoribokujou.com/
※3.愛川町の鉄橋と水道みち
http://nyapon.com/hashi.html
↑半原には風情のある橋が多いんですよね。その解説です。
残雪が多くて、靴がビショビショになってしまいました。
通気よりも山歩きを重視したSPDクリート靴が欲しいです。
魚止橋から下ってくる途中に正面に見える山腹を真横に走っていた林道が印象的で、次の目標にしようと思います。
ヤマビルさえ出なければ夏はいい所なんですけどね。
時期を選ばないといけない点がマイナスです。
主峰が蛭が岳ですからね仕方ないかな。
今週末も天気は良さそうなので走りに行くよ。今回は遠くには行かず、近場の桜でも見ようかと思っています。でも結構目一杯走りそう。
ではでは(⌒_⌒)v