母の立場からアメフト部のことを考える | ロンドン東京行ったり来たり by Bindi

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主人の転勤がきっかけでスタートしたロンドン生活。
そんな中で出会った場所や人、文化や食べ物なんかについて
綴っていきたいと思います。

息子が高校のアメフト部に入りました。

チームメイトや先輩・先生にも恵まれ、とても楽しそう。
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それは勿論とても喜ばしいことなのですが…

実は母の思いは複雑なのです。

そう、怪我が恐いのです!! 

擦り傷や打撲などは問題ないのですが、
もっと大きな怪我が。



息子は、小学一年生の時に友人に紹介され、

フラッグフットボールのクラブチームに入部。

コーチ陣は皆アメフト関係者、

グランドも大学のアメフトグランドを使用します。


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(以前ブログで少し触れましたが、

フラッグフットボールとは、

アメフトを改良し、誰でも安全で手軽に楽しめるようにした競技のことです。

ボールを持った選手が敵陣ゴールに入れば得点が入ります。

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相手はその攻撃を止めなくてはなりません。

その際、アメフトだとタックルして相手を倒しますが、

フラッグフットボールはタックルの代わりに

腰の両側につけたフラッグを取ることで、その攻撃を封じます。)

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それがきっかけで、今まで全く我が家に縁の無かったアメフトが

徐々に身近な存在になってきます。


かつて私が働いていた会社が、

社会人アメフトチームにとても力を入れていたこともあり、

OLの頃、同僚達と自社チームを応援に行ったこともありました。



アメフト関連の映画は感動するものが多く、

気がついてみれば結構好きで観ていたり…

古いものだと『天国から来たチャンピオン』『ジョーイ』『ロンゲストヤード』。

他にも『タイタンズを忘れない』『ブラインドサイド』などなど。


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ロンドンにアメリカからNFLのプロチームが来た時も、

いそいそと家族で試合を観にいきました。


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それは華やかな世界で、ワクワクしながら観戦したのを思い出します。
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(こちらもブログで以前少し触れました)
http://ameblo.jp/bindi19/entry-11057472545.html





それでも、私自身はルールなどあまりわからず、


あんなに激しくぶつかり合う競技など、


痛がりの息子には無縁と信じ、他人事だと思っていました。



中学でタッチフットボールをやっていた頃ですら、


フルコンタクトのアメフトの道には行かないだろうと…
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ところが、なんと今ではフル装備で、

嬉々としてぶつかり稽古に励んでいます。



『アメフト部?かっこいいじゃない!』と言われることもあります。

実際、息子にアメフトをやって欲しいなと思ったこともありました。


数多ある作戦をすべて暗記し、チームで戦略を立てる頭脳と、

それらを実行するための身体能力が求められるこのスポーツ。


これは養うための訓練は日常生活においてもかなり役に立つはずです。


また、ボールが楕円形ゆえ、キャッチボールの際も

1人で壁に当ててやるわけにいかず、必ず相手が必要です。

そんなところから、人とのコミュニケーション力も養われるのだと

聞いたこともありました。





でも・・・やはり怪我が怖くて仕方がないのが母の本音です。


毎朝祈るような気持ちで学校に送り出し、

そして
大きな怪我なく帰ってきた息子を見ては胸を撫で下ろしています。



先日も、競技の性質上スポーツ傷害保険への加入が


試合に出るための条件であると学校から言われました。



勿論、怪我はどんなスポーツにでもつきものですが、


中でもアメフトは大きな怪我につながるリスクが大きいと言えます。

ますます臆病者の母は心配になるばかり。



とはいえ、本人が希望していることを

邪魔する訳にはいきません。


自分でやりたい事を見つけ、

それに熱中している息子のことはやはり応援したい・・・


というわけで、色々葛藤もありましたが母は决めました。

気持ちを強く持ち、息子は大丈夫!と信じることにします。



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そして彼を怪我から守るために私ができる事はただ一つ。


健康的に筋肉を増やし、頑丈な身体を作る食事を考えることだけ。


身体を作るということは、怪我から彼を守ることにもつながりますから。



アメフト選手としてはまだまだ華奢な息子。
(あと少なくとも体重を10キロ増やさないといけないそうでうす!!)


今日も母は大きな怪我をしないでと願いながら


筋肉増強メニューを研究することにします。

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