2016年1月10日
午前4時すぎ
『これから大変だから少し横になったら?』
そう言ってもらえ2階で横になった。
目を閉じると、病室で聞いていたアラーム音が頭の中で鳴り響いて眠れない。
ウトウトしかけた頃、起こされた。
まだ6時前。
本当に少し(1時間程度)だった。
お寺へ電話をする。
こんな時間に電話をするのは非常識かと思ったが、こういう場合は特別なのだそうだ。
ご住職に父が亡くなった事を告げると、着替えてすぐにこちらへ来てくださった。
枕経をあげて頂き、通夜と告別式のお願いをした。
『そうか~○○さん、亡くなってまったか。この前会ったとき、次に入院をしたらもう生きて帰ってはこれんだろうって言っとらしたな』
『お宅のお父さんは~【院号】を付けさせてもらうでよ。ええね。』
と住職に言われた。
何も言葉を発することが出来なかった。
院号!…院号!!…院号!!!
それっていくらするのぉ!!