◇御講組と老人会と町内会 | 心の安らぎをもとめて

心の安らぎをもとめて

最愛の父が長期闘病後、旅立ちました。
突然喪失感と不安に襲われ、涙が止まらなくなります。
以前から神社仏閣へ訪れるのが好きで2013年に初めて御朱印を頂きました。
今は御礼参りと自身の心の安らぎを求める日々です。

朝8時

 

我が家は御講組というものに入っている。

御講組とは、神や仏などを拝む仲間(組織)のこと。

江戸や明治時代などに多く作られたそうだ。

同じ町で同じ宗派の家が集うのだが、私が子供の頃は死亡届から通夜や葬儀の全てを取り仕切り、食事の用意、お茶出しなど何から何までやっていた。

しかし世代が変わり、自宅で葬儀を行うのが減ったせいもあり、今は受付のお手伝いのみだ。

 

 

 

このデジタルな時代なのに、一件ずつ訪れお願いをしなければならないらしい。

御講組8件、区長、老人会会長の計10件。

生まれ育った町だが、顔と名前が一致しない上に自宅なんて全く分からない。

近所に住む叔父さんが一緒に行ってくれると言ってくれて助かった。

 

 

 

区長さんから町内へ配布する案内の用紙と、大きな張り紙を作ってほしいと言われた。

これは葬儀屋さんにお願いをすれば、すぐに作ってくれるのだが

 

 

『何枚必要ですか?』と聞かれる。

 

 

分からない…想像すらつかない。

 

 

 

たまたま数ヶ月前に近所の方が亡くなられたので、そのお宅と同じ数にしてもらった。

葬儀会場の地図が入ったものを100枚、地図の入っていないものを100枚、掲示用の大きなタイプを10枚お願いすることにした。

 

 

 

会社へはFAXをするのだが、私の職場は来るまで5分程度。

仕事の確認もしたいのでと自宅へ来た上司に数枚手渡した。

その際、会社の組織図を持ってきてもらった。