あなたの書く目的は？

大阪・香里園で、大人の女性へ

●実用ペン字教室【美文字roomゆるり】主宰

●色彩学教室【Color room　yururi】主宰

　色彩生涯教育協会公認プロインストラクター

澤田昌枝です。

さて、皆さんの書く目的とは？

何でしょうか？

→読めたらいい

→何も気にしない

実は、東大生は、上記の目的の人が多く

自分の理解力を高めるために書くので、

字がとても汚い方が多いそうです。

（林修先生が、メディアでいってました。）

書く目的を明確にすると、

自ずと書く事への意識が変わると思います。

さて、あなたの

書く目的は？

若い時は、可愛い文字を書きたい

自分が分かればいい

そんな方が多かったと思います。

それが、歳を重ねると、目的が変わって

くるんですよね。

→人に見られて恥ずかしくない文字が

書けるようになりたい

→子どもっぽい文字で恥ずかしい

そして、美文字で文字のプレゼントをしたい

御礼を書きたい

先日、私の誕生日に手書きのメッセージを

頂きました。

新しい金融機関の営業マン

22歳の新入社員なんです！

ご挨拶に来てくれて、

「双子なんですよ！僕。」

に、盛り上がってしまいました。

彼が、はじめて手書きはがきを送ってくれました。

とてもとても丁寧に書いてありました。

彼の目的は、丁寧に想いを入れて書く

だったんだろうなぁと思いました。

とても丁寧に書かれた文字に十分想いが届きました。

（美文字でなくても私は、オッケーだと思っています。）

そして、母と姉からも手書きメッセージを

もらいました。

上：母

下：姉

母の目的は、

→文字の練習をしている(笑)

（歳を取ると震えて書けなかったりするので、

書いて練習しているようですよ。）

姉も珍しく、書いてくれました。

久しぶりに姉の文字をみましたが、

しっかりした文字が書けているなぁと

思いました。

余談ですが、母は、文字にうるさい人で、

私達姉妹に4歳から書道教室に通わせました。

目的は、ズバリ、大人になっても文字が綺麗に

書ける女性であるように。

姉の方が、何でも出来て文字も綺麗だったと

思います。

ですが、突然の病に見舞われ、当時、8歳、9歳で

右手が使えなくなりました。

なので、その時から姉の書く目的は、

左手で書けるようになること

に、変わりました。

左手の文字は、ガタガタで、力もなく

読みにくい文字で、当時の学校生活の

勉強は、ノートが取れませんでした。

帰宅後、私が、姉のノート写しを全部やって

いました。

姉の左手で書けるようになる事の

目的は、何年後かに達成する事が出来、

今は、このメッセージカードも左手で

書かれたものです。

なので、しっかりとした文字が書けるように

なっているなぁーが感想です。

つまり、それぞれに、書く目的が違うという事です。

目的によって、ゴールが違うので、

自分は、なんのために書くのか？

を今一度、自分に問いてみて下さいね。

本日、経営者でありますHさんと

美文字マンツーマンレッスンでしたが、

沢山の方々に、お心を込めて綺麗な文字で