飲み屋のおっさん 高野行男 -197ページ目

さ~出陣じゃ! 敵に塩を送れ・・・・

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さ~出陣!合戦じゃ~!


$飲み屋のおっさん、  高野行男

運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり
何時も敵をわが掌中に入れて
合戦すべし
死なんと戦えば生き、
生きんと戦えば必ず死するものなり
運は一定にあらず、
時の次第と思うは間違いなり
武士なれば、
われ進むべき道はこれ他なしと、
自らに運を定めるべし

$飲み屋のおっさん、  高野行男

日本代表の武士達よ!岡田監督のもと、ベストを尽くし、

戦勝を目指せ!


初戦は、6月14日カメルーン戦!

さ~侍達よ!出陣じゃ!




2010 FIFA W杯南アフリカ大会日本代表の侍達を応援しよう!!

ビリー4店舗は当然、、大型スクリーンやビジョンで放映・日本代表を応援!!
W杯を見るなら当店で・・・・
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「日本らしいサッカーでベストを尽くす」

ビジネスにも通じる・・・戦略・戦術

運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり
何時も敵をわが掌中に入れて
合戦すべし
死なんと戦えば生き、
生きんと戦えば必ず死するものなり
運は一定にあらず、
時の次第と思うは間違いなり
武士なれば、
われ進むべき道はこれ他なしと、
自らに運を定めるべし

さ~!出陣じゃ!


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夢の中の夢  「パンと葡萄ジュース」     7ページ

「教会を作ろう」
「あの丘に教会を作ろう」
「皆の子や夫が眠っている、あの丘に教会を作ろう」

聖書を掲げ、
「やがてあなた達に訪れる日が着た時、行ける場所を作ろう」
「神も無いというならば、俺達の手で、神を、いや、手を合わせられる場所を作ろう」
「例えどんな行いをした人であっても、どんな罪のある者でも、
国や、金持ちや、どんな人でも隔たりなく集まり、手を合わせる場所。
そしてまた、
そして、どんな強欲な支配者にも犯されない場所を作ろう」

裸の上に血に染まったシーツを纏うだけの女達には、もう何も言う者もいなかった。

それでも11人の女達は、うなずくでもなく、拒むでもなく、
傷ついた体を互いに、慰め、癒し、身を寄せ、痛みと時間が過ぎるのを待った。


それれからポロは、毎日、毎晩、パンを焼いた。
そして瓦礫の下に小さな店を出し、白いシーツの女達が、ポロのパンを売った。
また、ある女達はその奥にある部屋を宿にして、
傷ついた兵隊を癒した。

毎日湯を沸かし、癒した女達の体を洗った。
夜を恐れる女達の為に、毎晩ひとつの部屋に集まり皆で床をともにした。
字が読めない者の為に、毎朝、毎晩、聖書を朗読した。


だが、ジェネェだけは、朗読の最後に皆で言う「アーメン」さえ言えなくなっていた。
いつも天を仰ぎ、何かに怯え、死んだ妹の持っていた木箱を抱え、
時折、何かに取り付かれたように、嗚咽する。
それでもいつも、誰かが、彼女に真っ白なシーツを纏わせていた。


乳房を切り取られ、娼婦が為の病を患った エミー
日に日に痩せて行く。
「アーメン」と言った後、エミーはポロに告げる。
「私は、こんな姿で死にたくなかった。神の基へ行くのも恥ずかしい。
でも、その日が来たら、あの丘へ送って欲しい、側らでいいんだ」
ポロは、エミーのシーツを取り、抉れた乳房とは反対側の乳房にキスをし、抱いた。


癒した兵隊達やポロのパン屋の客達は、その聖書の話を聞きつけ、
集まり始めた。
ポロは、皆に話した。「学校を作ろう」「教会を作ろう」
何より、最初に祭司を呼ぼう。
「この事実や史実を伝えられる先生を呼ぼう」

つづく。



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夢の中の夢  「パンと葡萄ジュース」     6ページ

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朝が来た。
何人かの女達を連れ、その町の小高い丘の上まで、
死んだ3人の女達を荷車の乗せ、途中からは茂みをかき分けながら、
スコップを杖に、一体一体、肩に担いで登った。
晴れ渡る空と、青々とした若葉がまぶしい。
眼下に広がる町が何故か美しく思えた。


ここでいいだろう。
少し広がった土地を探し、
硬く乾いた土を掘り、
日が傾き始めた頃、
穴の中に三人を寝かせ、
瞬きを忘れた瞼を閉じ、
口に葡萄ジュースを浸し、
裂かれたドレスの一部を切り取り、
彼女達の顔の上にかけた。


男は聖書を取り出し、何が為でもなく、何処を読むでもなく
ただただ朗読し、
周りの女達は意味がわかるはずも無いが、
儀式の様に事を進め、土をかけた。
小高くなった土山の上に折った枝で十字をたて、
茂みの影に咲く一輪の白い花の木株を、墓の横に埋めなおした。


少し奇麗になった地下室の台所で、男は11人分の料理を作り始めた。
パンを焼き、ありったけの食材を使い、
宿に残ったありったけのランプと蝋燭を灯し、花を添え、食卓を飾った。
ポロ……と一人の女が不安そうに男を見る。
大丈夫だ、安心していいんだ。
もうあの警官達は来ない。来るはずもない。
さあ、食べられても、食べれなくても、食卓に着こう。


食卓には、その聖書を置いてある。
ただただ、儀式の様に手を合わせよう。
女達は、料理には手をつけなかったが、葡萄ジュースとパンを食べ始めた。
すると、誰からともなく関を切ったように、その忌々しい話と、
呪いの様な言葉を食卓にぶつけた。
やがて、話は、女達おのおのの過去を振り返り、忌々しい呪いの言葉を
口にした言い訳と理由を探し始め、吐き出しはじめた。


突然、重篤のジェネェが震え泣き始めた。
震えは一向におさまらず、言葉は嗚咽となって何を言いたいのか理解できない。
薄れ行く意識の中で、何かを思い出したのであろう。
男は彼女を抱き寄せ、その毛布に彼女を入れ、
もう大丈夫だ、もう大丈夫だなんだと言い聞かせる。


「教会を作ろう」


つづく。




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もう一つの大切なこと・・・

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すばらしい未来を創ることも大切だけれども・・・

もう一つ、大切なものがあるんだ!

それは、みんなの不安を打ち消してくれて勇気をくれるもの・・・・・

そして、皆を懐かしさの涙とともに元気にしてくれる・・・

そう!「思い出」



みんなを懐かしい昔に連れていってくれる・・・・

「思い出がいっぱい」

大人の階段を昇るために、皆が必ず通る道。


そして「思い出」は、みんなの心を無色透明に綺麗にする力もあるんだよ!


綺麗な心でもう一度、見てごらん・・・

すべてが今までと違って見えませんか?

それが私、そして貴方の本来あるべき心なのじゃないかな?

$飲み屋のおっさん、  高野行男


突き進むのもいいけど・・・

時には、立ち止まって「思い出」にふけるのも大切なのじゃないかな・・・

忙しいという言葉で心を失っていることにきっと気づくと思うよ!!

この「心」、今、日本人が忘れているものじゃないかな?


そして、何よりも大切なこと・・・

心を失った方が創った未来よりも

心のある方が創った未来の方がきっと素晴らしく輝くはずだよ、、、

その心がすばらしい未来を創ることにもつながるんだよ!


それってお店作りも同じ

心を失った方が創ったお店よりも

心のある方が創ったお店の方がきっと素晴らしく輝く

あふれ出た輝きは、お客様の心も輝かせることができるはず

僕はそう信じる

そうじゃないかな??


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夢の中の夢  「パンと葡萄ジュース」     5ページ

何人かの女達は、残骸を漁りながら、外へ出て行った。
男が死んだ女達を、離れの小屋へ運び終えた頃
残った女達11人は、もう、泣き叫ぶ事も、止めていた。
男は血のついたシャツを取り替えようと、部屋、物置部屋へもどる。


男が暮らした物置部屋に入り、ドアを閉めた。
うなだれて、ベッドに横たわる。
窓の外はすでに暮れている。
壊された壁の向こうの部屋が見える。


向こうの部屋の床まで、月明かりが差し込んだ。
床に転がるワインボトルと、さっきまで綺麗に料理が盛られていた銀皿が、
月明かりを反射している。
光は床に、何冊かの本を映し出す。


男は窓の外をうかがい、
来た時のスーツとセーターを取り出す。
靴はどこだ。
部屋を見渡しながら、隣の部屋の床に転がる金色のボタンを見つける。
拳銃はどこだ。


壊れた壁の中から、隣の部屋へ金色のボタンを拾いに行く。
ふと、横を見れば、月明かりに映し出された一冊の本。
「聖書」だ。
遠い昔を紐解くように、ページをめくった。
月明かりは銀皿を照らし、そのページを照らした。


男は聖書だけを片手に持ち、地下室に下りてきた。
ジェネェを風呂へ入れる。
男はそう一言告げて、ありったけの真っ白なシーツを持ってきた。
その汚されたドレスを脱ぐんだ。
そして、釜戸へ放り込んでしまってくれ。
そして、このシーツを羽織ってください。


折られた歯や、割られた爪、切り裂かれた髪、抉られた乳房、ザクロの様に腫上がった鼻、
見る見るうちにそのシーツは血に染まっていく。
それでも、11人の女達は、うめき泣く事も忘れ
沈黙のまま、動ける者は、、動けなくなった者の手当てをしている。

ポロ、、、、葡萄ジュースを作って、気を失っていたジェネェが言った。
男は、かごの中の全ての葡萄を鍋に入れ潰しはじめた。


生臭い血の臭いと、どこか、頭の芯を興奮させる警官達の撃った火薬の臭いを、
その甘く青臭い葡萄の香りがかき消した。
側らに置いた、血の付いた聖書を、
凍りついた様に一点を見つめるガビに抱かせた。
男は、一瞬、背中と腕の古傷が痛むのを感じたが、もくもくと葡萄を潰す。


つづく。




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