途中、1955年2月18日にエルヴィスがライヴを行なったモンローを通り、61号を北へと走る。
目指すは、オープンしたばかりのB・B・キングの博物館があるインディアノーラだ。
61号に入り、ミシシッピー川流域に位置する通称“デルタ地帯”には、一面綿畑が広がる。
その光景は、まるで雪が降り積もったようだ。

思わず〈コットン・フィールズ〉を口ずさむ。
エルヴィスもレパートリーにしていたに違いない曲だ。
シュリーヴポートからおよそ5時間。
ミシシッピー・デルタのほぼ中央に位置するインディアノーラに到着。
B・B・キングの博物館に入る。
見事、生まれ故郷に錦を飾ることが出来た彼の偉大なる軌跡が、その思い出の品々や写真、そして映像と共に、語られていた。スタッフの黒人女性から、僕たちが、日本からの初めての観光客だと聞く。
ここでも初めて!?と、ちょっぴり優越感に浸る。
続いて、今夜の宿となる『ラマダ・イン・グリーンウッド』がある、グリーンウッドへと向かう。
そこには、ロバート・ジョンソンの偉大さを伝える『ブルース・ヘリテージ博物館』と、そのすぐ隣りには、彼の音源が見つかったラジオ局の『WGRM』の跡地がある
(ロバート・ジョンソンの墓もこの町にあるが、今回は行かなかった)。
インディアノーラから、約30分。グリーンウッドの町に到着した僕らは、それらふたつのポイントを見学し、この日の予定を終えた。
夕食後、ホテルの駐車場で、今回のツアーに参加した友人の内田君とキャッチボールをやった。
恐らく、グリーンウッドでキャッチボールをやった最初の日本人かもしれない。
<つづく>