野球グラブは、男のロマン | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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25年ぶりに、野球グラブを買った。25年前に買ったグラブは、既にネットの部分が破損し、使用できない状態のまま、ゴミとなってしまった。以来、ずうっと新しいグラブが欲しかったのだが、ここ数年は、せいぜい兄貴の試合に駆り出されプレイするくらいで、そのときもこのメタボな体型からいつもキャッチャーをやらされるハメとなり、兄貴が持っているキャッチャーミットをその場で借り、試合に出るといった状況が続いていた。
かつては、名門校のキャプテンで3番サード、そしてサラリーマン時代には、文具協会の大会で優勝投手まで経験した僕だったが、今やそれは遠い過去、別人の話。
嫁さんは、僕が活躍している姿を全く見たことがない。
バッティング・センターに行けば空振りだらけ。たまに良い当りをすれば、そのときは、タイミング悪くよそ見をしていたとかで、もうがっかりガンちゃん。
兄貴の試合でも、チャンスに打てず、盗塁も許しっぱなし、と散々な姿しか知らない。
だから、嫁さんに「グラブを買って!」とは言い出し辛かった。言えば「必要ないでしょ」と言われるのがオチだとわかっていたからだ。
それがついに買ってもらった!ついにである。6千円のミズノのグラブ。購入にあたって、いろいろな店でさまざまなグラブを手にはめ、自分の手にぴったりのグラブを探した。僕が選ぶ基準は、とにかくフィット感。ピタッ!と来た感じがすべてなのだ。そうして巡り逢えたのが、このミズノのグラブだった。
小学5年で野球を始め、最初に買ったグラブ(奇遇にも、それもミズノだった)から、これが通算8個目のグラブとなる。
そのグラブにボールをポーン、ポーンと投げる。すると不思議にも、過去のひとつひとつのグラブが持つ、当時の僕の野球への熱き思いが、その残影と共にはっきりと蘇ってくるのだ。野球って良いなあって、つくづく思う。と同時に、グラブは、僕を永遠の野球少年にしてくれる。それはもうロマン以外のなにものでもない、と僕は確認する。