10月24日、9才のシンガー・ソング・ライター“ゆっぴちゃん”がついにメジャー・デビューした。
思えば、昨年6月、知り合いの牧場で彼女をスカウトしてから、1年4ヵ月。
彼女のデモ音源をほうぼうに持って回り、ああでもない、こうでもないと言われながらも、いっぽうで、彼女の才能を支持して下さった多くの音楽関係者に支えられて、めでたくビクター・エンタテインメントからデビューとなった。
まず、ゆっぴちゃんの音源を最初に聴いて下さった、音楽評論家の湯川れい子先生。
今から18年前に、僕がファンハウスからメジャー・デビューしたときの、プロデューサーでもあり、ゆっぴちゃんの〈メロンパンのうた〉を聴いて、“耳に残る歌”と評してくれた。
次に高田文夫先生。僕がアルバム『昭和ロマンビリー』をリリースしたとき、そのなかの〈銀座でべっぴん有楽町〉というオリジナル曲を気に入って下さり、先生がパーソナリティーを務めるラジオ番組『ラジオビバリー昼ズ』にゲストで呼んで頂いて以来のお付き合いで、湯川先生共々、僕が会長を務める『全日本ロカビリー普及委員会』の後見人でもあられるお方だ。
高田先生は、〈メロンパンのうた〉のデモ音源を聴いて、“これは面白い!”と言ってくれた。
早い時期から、ゆっぴちゃんを応援して下さった、湯川先生、高田先生に大感謝である。
そして小倉智昭さんにも大感謝である。
小倉さんとは、以前から面識はあったものの、この夏、エルヴィス没後30年の記念アルバム(小倉さんが選曲&監修したもの)の仕事で、ご一緒させて頂き、その延長線上で、小倉さんにもゆっぴちゃんの音源をお渡ししたところ、何と小倉さんは、ご自身が司会を務めるフジテレビの『特ダネ!』のオープニングで、ゆっぴちゃんを紹介してくれたのだった。
小倉さんは“これはイケる!”と番組で評してくれた。
この諸先輩たちのおかげで、ゆっぴちゃんには、デビュー一週間前に取材が殺到した。
イヴェントのプロデュースは過去にも経験があるものの、アーティストをプロデュースするのは、ゆっぴちゃんが初めてのことである。
プロデューサーとしては、これからが勝負だ。
自分に言い聞かす。“プロデューサー、いざ発進!ポジティヴ精神あるのみ”と。