2作目の映画『さまよう青春』で、エルヴィスはジーンズの上下を着て演じている。が、
エルヴィス自身はジーンズが大嫌いだった。
本DVDのなかでも語られているように、彼は貧しかった少年時代、ずうっとオーヴァーオールで過ごしていた。そんな彼のなかにはジーンズ・イコール・貧困という図式ができあがっていた。
だから彼はプライヴェートではジーンズを決して身につけなかった。
【深層その1】
『さまよう青春』で彼が着ているジーンズは、リーヴァイスのGジャン[507XX]とLeeのジーンズ[101]である。
一般的にエルヴィスはこの映画でリーヴァイスの[501XX]を履いているとされているが、彼が501XXを履いたのは4作目の主演映画の『闇に響く声』のなかでである。
【深層その2】
ELVISというスペルを組み換えるとLevisとなる。またLIVESともなり、そのことで、1980年代後半から90年代始めにかけては、世界じゅうで“エルヴィスの生存説”が流れた。
【深層その3】
ジーンズ嫌いのエルヴィスだったが、晩年は自宅でくつろぐとき、稀にリーヴァイスの501XXを履いていた。
【深層その4】
14本目の映画『キッスン・カズン』では、エルヴィスはLeeのウエスターナーの白の上下を着ている。
【深層その5】
エルヴィスがジーンズを着て出演した映画は他に9作目の『夢の渚』、16作目の『青春カーニヴァル』、18作目の『いかすぜ!この恋』、26作目の『スティ・アウェイ・ジョー』などがある。