歯の妖精に5ドルを支払った。 | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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日本で、いや東洋で唯一エルヴィスのバッキングメンバー達とレコーディングした
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エルヴィスはひとり娘のリサを甘やかした。

彼と妻のプリシラとが別居してから、それはよりエスカレートした。

彼はクリスマスには、以前女優のアン・マーグレットに贈ったものと同じ大きな円形のピンクのベッドを買ってやった。
そのベッドは毛皮でできていて、上に丸い鏡とラジオとステレオが組み込まれているものだった(エルヴィスはリサが母親とカリフォルニアへ帰ったあと、よくそのベッドで寝ていた)。

また4歳のリサに1200ドルのゴルフ・カートを買ってやり、2500ドルをかけて彼女仕様のものへとカスタムしたりもした。

エルヴィスはとにかくリサには何でも買ってやった。

そんなエルヴィスは1972年にエルヴィスの許へ遊びに来ていたリサの歯が抜けたことに喜んで、歯の妖精からだと彼女に5ドルを与えた。
リサはそのことをその晩、母のプリシラに電話で伝えた。
ところがプリシラは電話を替わったエルヴィスに「どうして5ドルもあげたの?」と訊いたのだった。
エルヴィスは「歯の妖精がそれだけ置いていったのさ」ととぼけてみせたが、彼女は「あんな小さな子供に5ドルだなんて。50セントでいいのよ」と言った。
それに対しエルヴィスは「オレは歯の妖精の一般的な額なんて知らないさ。オレは5ドルやった。だからどうだっていうんだ!」と憤慨した。

このエピソードは、エルヴィスとプリシラとの子育ての価値観がまったく正反対のものだったということを物語っているひとつでもある。