ミュージカル『スウィング・ボーイズ』を観てきた! | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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1月24日にコロムビアからリリースされた、小西康陽さんがセレクトした服部良一さんのコンピレーション・アルバムを聴きながら、池袋の東京芸術劇場で行なわれていたミュージカル『スウィング・ボーイズ』を観てきた。

結論から言って、最高のミュージカルだった。

物語は、昭和初期から太平洋戦争当時、ジャズに魅せられ、心底ジャズに心酔し、演奏することで生きている証を実感している純粋な若者たちの、やがて時代に押しつぶされることとなる心の揺れを、あるときはユーモラスに、またあるときはウィット感に富んだ脚本(ハマナカトオル氏)で描いたもので、それは僕だけではない、すべての観客の心を飽きさすことなく物語に引きこんでくれるものだった。

原作&監修は、我が国の音楽評論家の重鎮・瀬川昌久さん(以前、あるラジオで共演したことアリ)が担当され、本公演の主催者であるミュージカル座が企画製作したものだ。
僕の人生の恩人のひとりであられる、小野ヤスシさんが出演なさったからというひいき目に見ての感想ではなく、本当に面白い、また観たい、いや、いつか出てみたい、と思わせてくれる傑作だった。

開演前、ロビーで瀬川さんと話しをした。
ロカビリアンの僕が二村定一が好きだと言ったら、とても喜んでくださった。
瀬川さんは、僕に役者の道を切り開いてくださった劇団『サンハロンシアター』の主宰であられる青木哲也さんとも知り合いで、青木さんが演出された『上海、そして東京の屋根の下で』と時代設定がひじょうに近いということもあって、いつか青木さんの作品とコラボレーションできたら、とおっしゃっていた。実現が楽しみである。
タイトルは『昭和ジャズ・モダン』というのはいかがだろうか?