“DJ実現の道”は険し遠し | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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ロカビリー一筋40年!
日本で、いや東洋で唯一エルヴィスのバッキングメンバー達とレコーディングした
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2月21日にBMGジャパンよりリリースされるアルバム『レディメイド・ディグス・エルヴィス』で、かねてから尊敬していた小西康陽さんと仕事をご一緒することができた(曲解説で参加)。

カリスマDJとして、そしてプロデュースの鬼才として、その名を欲しいままに活躍されている小西さんと初めてお会いしたのは、3年前のことだったと記憶している。

引き合わせてくださったのは、作家の片岡義男さんだ。

代々木のレストランで、エルヴィスをはじめ、ビル・ヘイリーやジーン・ヴィンセントといったロカビリーの話で、その晩は大いに盛り上がった。

その会食がお開きになる寸前、小西さんは僕に「ビリーさんも、(クラブで)エルヴィスを回したら良いのに」と言った。

あれから3年。もちろん、まだ回したことはない。ただ、好きなエルヴィスの曲を、ひとつのCDプレイヤーでバンバン流すだけならいくらでもオーケーなのだが(解説までつけてしまいそうだ)…。

第一に僕は機械にまるで弱い。
自宅のテレビとDVDプレイヤーの配線を完成させたのは嫁さんだ。

電子レンジは今もちゃんと使えない。
クルマに搭載してあるバッテリーを交換したあと(交換はもちろんクルマ屋さん)、リセットされてしまったラジオの周波数を元に戻さなければならなくなったとき、僕はパニックに陥る…、という位、つまり僕は機械音痴なのだ。

現在放送されているである『ビリーのロカビリーDEリハビリー』というラジオ番組でも、フェーダーはコントロール・ルームのディレクターの方で調節してくれているというありさまだ(そういえば、過去の番組でもすべてフェーダーはディレクターがやってくれていた)。

だから、いろいろなロカビリーの会場で歌うとき、そこで“回す”各DJの絶妙な“卓さばき”に感心、興味は示すものの、“やっぱりオレには無理だな”と結論を出し、その場をあとにする僕なのだ。

今回、この小西さんのエルヴィス・コンピレーション・アルバムのPRでJ‐waveの【J-WAVE 25】という番組に、ゲスト出演する(2月18日25時から)。
そのとき、訊いてみようか。「小西さん、どうやって回せば良いのでしょうか?」と……。
いや、やっぱりやめておこう。呆れられるだけだから。
ああ、DJ実現の道は険し遠しである。