いよいよ近づいてきた、僕にとって初体験となる演劇ライヴ。人生48年間生きて来て、演技とはまったく無縁だったロカビリー・オヤジに降って湧いたような出演依頼。もとはといえば、昨年秋に行なった『全日本ロカビリー普及委員会発足&会長就任ライヴ』に端を発し、その延長線上で、小野ヤスシさんと大橋巨泉さんの事務所(OKプロダクション)の部長さんからの提案で実現の運びとなった次第である。
演出家の青木哲也さんが赤羽のライヴに来て下さり、そこで僕を見て、寅さんと小林旭さんを足して2で割ったようなキャラクターを連想し、脚本は書かれた。
おおまかなストーリーはこうである。
『多摩センターにある楽器店「ロッカー」には、行かず後家のさくらと、一流のロカビリアンになる使命を持って家を飛び出したまま帰らないビリーのふたりの子供がいる。多摩センターはうらびれ、団塊の世代ばかり居住するようになり、「ロッカー」は閉店を余儀なくされる。閉店セールをすることになったが、ビリーのたくらみにより、いつのまにか、閉店ライヴが企画された。一流のロカビリアンになるまでは家には戻るなとビリーに言ったダグも、そんなビリーの画策に、心の底ではうれしくもあった。だが、ビリーの本当の目的は、夫と別れ、実家に戻って来たマドンナ・鈴子のハートを射止めることにあった。ビリーに翻弄される家族や同級生たち。果たしてどんなライヴになるのか。そしてビリーの恋は成就するのであろうか?』
というような感じだ。
劇中歌は、〈骨まで愛して〉〈夜霧よ今夜もありがとう〉〈ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス〉といったお馴染みのナンバーから、この演劇ライヴのため、僕の“隠し子”役の洋一郎君と共作したオリジナル曲の〈ロカビリーに恋をして〉、そしてもちろん小野さんも〈ゴット・ア・ロット・オブ・リヴィン〉や〈思い出の指環〉といったエルヴィス・ナンバーを歌うことになっている。
さらに“サンハロン・シアター・フューチャリング・ビリー諸川”ということで、サンハロンの劇団のメンバーたちが、楽器を持って出演することにもなっている。
とにかく、かつてないビリー諸川に出会えること間違いなしの今回の演劇ライヴに、ひとりでも多くの人に足を運んでもらいたい、と切に願う、今年の11月に今度は中国人の作曲家・チン・ホアシンを演じることが決定しているビリー・オヤジである。
『ロカビリーに恋をして』
8月30日(水)&31日(木):18時30分開場/19時30分開演
【場所】吉祥寺「スターパインズ・カフェ」
東京都武蔵野市吉祥寺1‐20‐16 B1 ☎ 0422‐23‐2251
【出演】ビリー諸川 小野ヤスシ 乱一世 和田サトシ 田所二葉 森川凛子 洋一郎他
【チケット】前売り:3200円 当日:3500円
【お問い合わせ】サンハロン企画 ☎ 03‐3382‐9920
http://www.3farlong.com/
info@3falong.com
【制作】サンハロン企画・高山佳子
【協力】OKプロダクション・KMシネマ企画・オニギリスキッパーズ2・小野健児・伊花則人・吉原友恵・金田誠一郎・磯村義成
【衣装協力】原宿ジャックス、GOOD ROCKIN’
【構成・演出】青木哲也
【プロデューサー】小野ヤスシ
*7月30日より、「スターパーンズ・カフェ」でも前売りチケットを取り扱います。