1956年7月4日、ニューヨークでのテレビ出演と、〈ハウンド・ドッグ〉などのレコーディングを済ませたエルヴィスは、チャタヌーガからメンフィスへと向かう列車を自宅近くの原っぱで停車させた。単にそこから家が近かったからだ。
降りたあと、列車に向かって手を降る写真を当時エルヴィスを記録していた写真家のアルフレッド・ワートハイマーがフィルムに収めている。のどかな時代だった。
【深層その1】このあと自宅に戻ったエルヴィスは、その夜、独立記念日のコンサートが控えていたにもかかわらず、プールで泳ぎ、ハーレーに乗ってクルージングを楽しもうとした。
だが、クルージングはガス欠でボツとなった。