3年越しに上梓した原稿の刊行決定! | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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ロカビリー一筋40年!
日本で、いや東洋で唯一エルヴィスのバッキングメンバー達とレコーディングした
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僕の仕事のひとつに平尾昌晃さん、ミッキー・カーチスさん、山下敬二郎さんといった、昭和30年代にロカビリーと共に疾風のごとく、この日本を席巻したアーティスト様たちが出演する『想い出のウエスタン・カーニヴァル』と題したショウに助演するというものがある(最近は、あまりお声がかからなくなってしまったけれど)。

その際、せっかくの機会だから、僕の大好きなあの昭和30年代を、そういったアーティストたちの視点から浮き彫りにしようと、各アーティストに突撃インタヴューを試み、実に3年越しでまとめたその原稿が、このたび平凡社より、出版されることが決定した。

タイトルはまだ決まっていないが、『昭和浪慢・ロカビリー』という仮題がついている。

何故、3年もかかってしまったのか?といえば、あまりに長すぎて、僕にも良くわからない。
その間、インタヴューの他に、終戦から高度成長真っただ中の昭和39年までの我が国の史実などを図書館などで調べていたこともあるだろうし、同じ頃、「銀座アシベ」や「新宿アシベ」の本が出版されて、僕が自身の原稿の軌道修正を行ったこともあるだろうし、単に“カッタルイ”とか“チカレタビー”とか言って、執筆を怠けていたからだとも思うし、奇特な出版社の方となかなか会えずじまいだったということもある。

しかし、とにもかくにも、このたびめでたく出版の運びとなった。
もちろん、その陰にライターとしての僕の恩師である、片岡義男先生の絶大なるお力添えがあったことを忘れてはいけない。

内容は、ジャズ喫茶や日劇ウエスタン・カーニヴァルが全盛の時代のストーリーを軸として、平尾さんたちの証言を主に、今まで語られることがなかったエピソード(坂本九さんが傷つけたギブソン・ギターの話)や、平尾さんやミッキーさんの当時の音源考察、そして“アメリカが遠かった時代のエルヴィス”などのショート・ストーリーを随所に散りばめてみた。
出版社の担当の方から、“ロカビリーとは何ですか?”という問いに、僕は迷わずこう答えた。
それは“ロマンある反骨精神”だと…。
昭和30年代の元気は、そんな当時の若者たちのスピリットの上に成り立っての元気でもあったのだ、ということを、今回この本の原稿をまとめるにあたって痛感した次第である。