メンフィスは生まれ故郷から夜逃げしてやってきた町だった | ビリー諸川の生涯ロカビリー!!

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日本で、いや東洋で唯一エルヴィスのバッキングメンバー達とレコーディングした
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世界的なスターになりながらも、彼が終生愛し、住み続けた町テネシー州メンフィス。
しかしそんなメンフィスへくるきっかけは、一家が一文なしになってしまったことからの夜逃げだった。

1948年9月12日の日曜日、エルヴィスが13歳のときだった。
それまでの何度かの引っ越しを経て、テュペロでの最後の住まいとなったノース・グリーン・ストリートの家からの夜逃げだった。
父親のヴァーノンが職を失い、一家の生活は限界に達してしまっていた。
もはや、この町ではやっていけない……。そこでヴァーノンがメンフィスへ行けば暮らしも少しよくなるだろう、向こうには仕事があるはずだから、という判断によって、テュペロを離れることとなったのだった。
ヴァーノンは家財道具一式を1939年型のプリマス・クーペに積み込み、グラディスとエルヴィスを乗せて、一路国道78号線をメンフィスへと向かって、車を走らせたというわけである。