ダッカ2日目は、朝から旧市街を観光へ。
多くの川が流れているバングラデシュ。
街には駅のような船着場があって、
そこから川を下って海に出ることができるそう。
ダッカはなんとなく街の雰囲気がデリーに似ているが、
やっぱりこういう風景はバングラデシュならではだと思う。
船着場を出たところで、人に囲まれる私たち。
他人に対して興味津々なところはインドとよく似ている。
そのほかにも、ヒンズー教のお店が立ち並ぶマーケットを歩いたり、
お寺を見たり・・。
ちなみに私がダッカを訪れた時期は
ちょうどイスラム教の犠牲祭の時期で、連休中。
休みの店が多く、人も少なかったが、
旧市街はわりと賑わっていた。
そして驚きだったのが「犠牲祭」。
数日前からそこら中で牛が生け贄として
首を切られていたらしい。
大体、一世帯一頭の牛を生け贄にするらしく、
刀を持った血だらけの聖職者が牛の首を切って回り、
街中も血だらけで牛の死骸が並んでいたそうだ。
理絵の住むアパートの駐車場のコンクリートも
牛の血に染まっていた。
私は牛が生け贄にされている現場を目にすることはなかったが、
街のところどころで大きくて生々しい牛の皮が
何枚も重ねられていたり、自転車の荷台で運ばれていた。
(車輪の向こうにあるのは、積み重ねられた牛の皮)
前回も述べたが、ヒンズー教徒が大多数のインドでは
牛は神に仕える聖なる存在なので、こんなことは絶対にありえない。
隣国に来るだけでこんなにも牛の運命が違ってしまうなんて・・。
しかし話によると、バングラデシュに近いインドの地域から
牛が運ばれているという話も耳にする。
真相は分からないが、宗教が人々の生活に
大きな違いをもたらしているのは明確なことだ。
更に驚きなのは、こんなに習慣を異にする
宗教が同じ国の中で共存しているということであった。
光希君と誠一郎を連れ回してしまったが、
理絵夫婦の計らいでとても楽しいダッカ観光をすることができた。
赤ちゃん連れで会いに来た私を
快く泊めてくれた二人には、心から感謝している。
夜はおいしいパスタとマグロのステーキを堪能して、
翌朝、デリーへの帰途に着いた。
帰りの飛行機、フライト・アテンダントに
かわいがってもらえた誠一郎。
食事中、彼は誠一郎をずっと抱っこしていてくれた。
子連れの一人旅でこういう人の親切が身に沁みる。
また機会があればどこかに行きたいと思える旅だった。









