あなたは、隙間時間を
どのように過ごしていますか?
そして、他人や自分には優しいですか?
それとも厳しいですか?
<①より>
どうしても、気分が乗らない時、
今日だけは練習したくない
と思う日があったことは事実です。
その時に、
コンプレックスはカンフル剤となるのです。
「クソッ、今に見ていろ。
絶対に俺の方が上手くなるぞ!」
「負けるもんか!
試合で絶対あいつに勝ってやる!」
と、さぼりたい自分を奮い立たせて、
練習に向かうということは何度もありました。
つまり、嫉妬やひがみ、コンプレックスは、
他人に向けるのではなく、
自分に向けることが重要なのです。
これは、何もテニスだけではありません。
他のスポーツは言うまでもなく、
仕事や語学などの勉強にも
使えるテクニックです。
そして私は、テニスを引退して、
仕事をするようになりました。
仕事をしながら、英語学習に取り組んだり、
資格を取るための勉強をしたり、
何か事を成し遂げようとする場合、
隙間時間の使い方が重要になってきました。
そして、常に自分に厳しくしてきたのです。
その結果、英語が話せるようになるなど、
様々なことができるようになりました。
話は変わりますが、
私は最近、セミナーや勉強会などで、
成功者のお話を聞くことが多くなりました。
それらの成功者の中には、
「自分は運が良かった」と言う人がいます。
しかし「運」とは何なのでしょうか。
「運」とは「運ぶ」ということです。
つまり、
「チャンスを運ぶ」ということなのです。
他人がチャンスを運んでくれるほど
世の中は甘くありません。
結局は、自分で運ぶしかないのです。
だから、成功者の
「自分は運が良かった」という言葉を、
その言葉通りに受け止めてはいけません。
自分でチャンスを作った人、
そして、そのチャンスをつかんだ人だけが、
成功者となることができたのです。
<③に続く>