英語の歴史4:中英語の時代(後半期) | フロリダテニス留学後、英語学習に目覚め、英会話をマスター!英語を駆使し世界中で活躍する国際人を目指す元テニスプレーヤーのブログ

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■■ 英語の歴史4



今回は、英語の地位がイギリス国内で復活する中英語の時代(後半期)です。



■ 中英語(Middle English)の時代:11世紀半ば~15世紀


□ 中英語の時代(後半期):14世紀~15世紀


  この時代の主なトピックス


  ・百年戦争に突入:1337年~1453年


    → フランス語が敵国の言葉として権威を喪失し、公用語としての地位を失う


  ・英国王エドワード4世が議会での法案を初めて英語で起案する:1483年


    → 英語の地位が向上する【英語の復活】


  ・大母音推移(Great Vowel Shift)という現象が起こる:15世紀


    → 長母音の音の変化、二重母音の発生


    → これ以降「発音と綴り字の不一致」といった、英語特有の現象が起こる事となる    



ノルマンの征服(1066年)により、イギリスの公用語がフランス語になり、


英国王ジョンがフランスとの戦いに敗れ(1204年)、国王はフランスの


土地(領土)を失い、多くの貴族もフランスの土地(領土)を手放しました。


この出来事により、フランス語を話しているイギリスの上流階級にイギリス人


としてのアイデンティティが芽生えはじめました。



その後、イギリスとフランスは百年戦争(1337年~1453年)に突入します。


フランス語は敵国の言葉となり、公用語としての地位を失います。



1483年に英国王エドワード4世が議会での法案を初めて英語で起案しました。


これにより英語の地位が向上しました。



このように、英語が主流になるにつれ英語に不足していた語彙がラテン語、


フランス語経由で入ってきたため、この時期には、大量のフランス語の語彙が


英語に流入するようになります。



また、英語の地位は確固たるものとなりましたが、文法的整備にはもう少し


時間が必要でした。



中英語の時代は、文法的に他のゲルマン諸語と比べて簡素化が進み、語彙的には大量の


フランス語が流入した時代なのです。



またもう一つ大きな出来事として、15世紀に大母音推移(Great Vowel Shift)【※】と


いう現象が起こりました。この現象により、これ以降、発音とつづり字の不一致という


英語特有の現象が起こる事となります。


【※】大母音推移(Great Vowel Shift)についてはこちらをご覧ください。


   ⇒ http://ameblo.jp/billboard100/entry-11425756166.html



この時期に近代英語の原型はほぼ出来上がったということができます。



来週からは、


■ 近代英語(Modern English)の時代:15世紀~20世紀


を何回かに分けて解説します。






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