時間ぎりぎりセーフでよかった~。
訓練のお話はまた後ほどということで、本日は麻布大でのお勉強の続きをお届けします。
文章多めですが、どうぞお付き合いくださいね。
第三回 ヒトと動物の関係に関する教育研究カンファレンス ~子どもと動物~
「子どもたちに伝えたい働く犬のこと」 特定非営利活動法人 働く犬を支援する会
理事 粟田 直枝 先生
小学校3年生の国語の単元の「もうどうけんのくんれん」
その他の学年では、 生活科、総合学習 福祉学習で学びます。 わが街もちょっとよい取り組みしてますね。
日本では、1150頭の補助犬が活躍しています。 盲導犬 1067頭
聴導犬 33頭
介助犬 50頭
盲導犬 素質のある父母犬から生まれた子犬は1歳まで、パピーウォーカー(里親ボランティア)の
ところで過ごします。
そして、適性をみきわめられ、協会に戻った盲導犬の卵ちゃんは、基本訓練、ハーネスを
つけて歩く訓練、乗り物(電車、バス、タクシー、エレベーター、エスカレーター)、
など、さまざまな訓練をへて、一人前の盲導犬になります。
こんなこともできるようになってます。
そして、こちらは空席を探してます。
視覚障害者の手となり足となった盲導犬も10歳すぎると引退の時期になります。
老犬ボランティアや老犬ホームに引き取られ残りの一生を過ごします。
NHKのドラマ 愛犬クイールの一生 でも有名になりましたね。
働く犬を支援する会では はた犬ケアハウスを建て現在2頭の老犬が過ごしています。
子どもたちに伝えていることは
・盲導犬を正しく理解してもらうこと
家庭犬との違い (盲導犬が仕事中には絶対なでなり、声をかけたりしないこと)
・障害を持つ方への理解とお手伝いのきっかけ
犬は色がわかりません。 信号は車の流れや周りの人の流れで止まっています。
「困っていることはないですか? 青ですよ!などと声をかけてあげることも大切です。」
余談・・ ある小学校でなかなか授業をおちついて受けることができなかった児童が、この授業を
後ろのほうから見学していました。だんだん興味が湧いてきて、デモンストレーションが
始まるときには前のほうに出てきて「やりたい!」と手を上げました。
そして、最後まで集中して授業を受けました。
犬の持つ魅力がここでも発揮されたと思います。
HP 働く犬を支援する会 http://www.hatainu.com/ (←クリックしてみてね。)
ハーネスはずすとこんなにフレンドリーなんですよ。
おまけ
今回ご一緒していただいた方は Wish で有名になったレオくんちのエッポさんでした。
いろいろ教えてくれてありがとう
本日は能力以上の働きをしてしまいました。
長くなってすみません。お時間のあるときに読んでくださいね。
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