マルチリンガルのススメ 英語・フランス語・イタリア語・スペイン語が話せるようになるには | やっぱりマルチリンガルがいいよね! ~4ヶ国語(英語・フランス語・イタリア語・スペイン語)が話せるようになるオンライン教室~

やっぱりマルチリンガルがいいよね! ~4ヶ国語(英語・フランス語・イタリア語・スペイン語)が話せるようになるオンライン教室~

5ヶ国語を話せる筆者が毎日ワンポイントレッスンをアップしていきます。

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こんばんは♪
暑くて暑くて、いやんなっちゃいますね^^;

今日は、マルチリンガルのススメの続きです。

読者の皆様の中でも、フランス語やイタリア語などの第二外国語も興味あるけれども、今は手が届かないからまずは英語から・・・と思っていらっゃる方がおられると思います。

ズバリ申しますと、どうせ英語をやるのであれば同時に第二外国語をやってしまった方が楽です。

語学は、一つ出来る人は54ヶ国語もいける、とよく言いますが、あれば本当だと思います。
とはいえ、私はもちろん54ヶ国語には挑戦していません。

それが本当なら、日本語の他に4ヶ国語出来るのであれば、あと50ヶ国語は簡単でしょ?と言われてしまうかもしれませんが、私の場合は血液型がB型ということもあり、その国の文化や人に”興味”がなければやろうと思えないのです^^;

ではどうしてフランス語、イタリア語、スペイン語に興味をもったかというと、イギリスで生まれたにもかかわらずラテン文化にものすごい興味を覚え、魅力にとりつかれたからです。

イギリス人は外人ですが結構陰りがあったり、しつこかったり、悲観的だったり、変なところがマジメで頑固だったりと、所謂明るく陽気な”ガイジン”とは程遠い感じです。

イギリスに住んでいた時に、両親と車で色々な周辺の国をめぐりました。
(当時はユーロスターがまだなく、ホーバークラフトというフェリーみたいな客船に車ごと乗って、大陸へ行ったのです。)

その時に、何とも雑というか、他人はどーでもいいというか、少し冷たくて互いに干渉しない粗野な感じの国民性を強烈に覚えています。
そして、子供ながらに、なんだか自分の性質と水が合うな、と感じました。

お酒が飲める年齢になってから、その時の記憶を持ってヨーロッパ諸国を訪ねたことがあります。
当たり前のように英語が話せた私は、不勉強のまま「何とか通じるだろう」とナメてかかり、第二外国語を勉強せずにふらふらとヨーロッパ周遊に出かけて行ったのですが、しょっぱなのフランスにて全く英語が通じないことにショックを受けました。

言葉が通じない不便さを生まれて初めて(いや日本に帰った時が最初だから二度目かな)思い知らされ、とても悔しいと思いました。

だって、フランス語やイタリア語を少しでも勉強してきていたら、おすすめのメニューも聞けるし、この地ならではの旨いお酒も頼めたのに。

しかも最も悔しいのは、日本人の顔をしたイギリス人の私が、どうせ英語すらろくに話せない買い物目当てのリッチな日本人観光客だろうと見下され、サービスもおざなりのまま何箇所かでボッタクラレそうになったことでした。

一念発起して帰国。
行った先のすべての国で、現地の語学教材を買ってスーツケースいっぱいにして帰って来ました。

もちろん、私には英語というアドバンテージがありました。
しかし、第二外国語はほぼゼロでした。

帰国してからすぐに学習計画を立てたのですが、全部一緒にやることにしました。
理由は、待てなかったからです^^;

でも、少し(1-2週間)ずつずらしました。
それは、最初にせめて1-2週間は、それぞれの言語の音に慣れる時間が必要だと思ったからです。

賞味8週間で全ての言語の音の特徴を耳に焼き付けた私は、あとひたすら入れ替わり立ち代り、毎日全ての言語のテープ(当時はCDではなかったので・・)を聞いて過ごしました。

それから、テープと併せて、何回か前の記事でもとりあげた、4ヶ国語日記を続けました。

まず英語で言いたいことを書いて、その下にピンクでフランス語、緑でイタリア語、黄色でスペイン語、と。

例えば、「今日はショックなことがありました」みたいな簡単な文章です。
忙しいときは一日1行だけの時もありましたが^^;

そんな生活を続けて3ヶ月。
当時は正社員で会社勤めでしたから相当キツかったですが、若かったので何とか出来ました(''

ちょうど夏休みが来たので、4ヶ国語周遊に出かけました。
友達と二人だったので、友達の通訳になったつもりで出かけました。

フランスでは、フランス語のみ。
イタリアでは、イタリア語のみ。
スペインでは、スペイン語のみ。

絶対に英語に逃げない!と決めて行きました。

結果は上々でした。(と、思います・・)

そこで気づいたこと。
ちょっと聞いて、日記をつけて、それから数日でもいいから現地に行って、その言葉を使ってみて、通じたらその瞬間にモノになるんだ、と。

単語なんて沢山知らなくてもいいんです。
文法なんて、全くやらなくてもいいんです。
通じさえすれば。

人間って、通じて「楽しい♪」と思ったら、もうそれでマスターしているんだな、と実感しました。

私は英語を最初に覚えた人間ではありますが、英語に苦労する日本人と同様、日本語に苦労していますし、大して有能な人間ではありません。
勉強も、はっきりいって嫌いでした。
それでも、4ヶ国語を3ヶ月少々で同時にマスターできたのですから、誰にでも出来ることだと思います。場合によっては、もっと優秀な方なら1ヶ月も勉強すれば覚えられるかも。

大げさでなく、語学はコツさえつかめば本当にそれぐらいの期間でモノになる(難しい文法は出来なくても良しとするばらば)コミュニケーションツールなんだと、つくづく思います。

赤ちゃんが言葉を覚えるように、理屈抜きで直感的に覚えるのが一番よいです。
赤ちゃんて、本当に言葉を覚えるのが早いですよね?

そこで思い出して下さい!
皆さんは、赤ちゃんだったのです。
誰もが通ってきたはずの道です。
人間が、通ってきて出来たことが出来なくなることは生きている限りありません。

難しいことは考えずに、どうせ英語をやろうと思っているのなら、+あと1言語でもいいから同時に始めてみませんか?

広がる世界を手に取るように感じていただけるはずです!

では、夜中に熱く語ってしまいましたが、おやすみなさい。。
またそのうち、続編を書かせて下さいね。


平山 ロゼ
Bilingual Laboratory