英語を話せない親の声掛け: バイリンガル教育における誤謬率と子供のネイティブ発音習得への影響 | ハル・アキのパパの独り言

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ダブルネイティブバイリンガル育成への挑戦と成功。ハル&アキの言語習得旅。親としての学び、バイリンガル教育の戦略、子供の言語発達支援、家庭での英語環境作りの秘訣まで、具体的なヒントを紹介します。

英語話せない親の声かけに賛否というのは意見以上の実体験から来ています。

 1 大丈夫だ。という発言は実際の成功体験からきています。

 2 だめだ。 という発言も実際の体験からきています。

 どちらも意見ではなくどちらも実際に発生しています。

 意見議論はロジックというものがありますが、この対峙はそれぞれ実際に結果がでてるので眼の前で置きた100%の事実をそれぞれが語りそれが真逆の結果というだけです。

 

 

こうなると 発生比率を比較するしかありません。どちらがより発生しやすい事実なのかが問題となります。

 

英語話せない親が声かけを頑張って 

 発話も3歳でさせて順調だったので小学校あがってから英語に見向きもしてくれない。

 というケースが実際ほとんどです。

 事実はお子さんの通ってる学校をみられるとわかるでしょう。

 これだけ英語熱のある昨今英語ペラペラなんて見つかりません。

 目安は 自己同一性が確定する 小学校6年生で 不自由なく英語が話せるかどうかにかかっています。

 ここでいう 不自由なく という表現は 私の目指したところではないのですが現実はそのような状態です。

 私のバイリンガル子育ては自由に会話できるネイティブ級をまだ見ていないうちに確定させていました。

英語話せない親の声かけがだめだった方が桁外れに圧倒的に多いのです。

 

 

バイリンガル教育は多くの可能性を秘めていますが、英語を母国語としない親が子供に英語で声掛けをする際のリスクについては、十分な認識が必要です。

 

 

非ネイティブの親の声掛けが、子供の言語発達にどのように影響を及ぼすかについては、一様ではありません。

ネイティブレベルの発音を身につける子供もいれば、日本語訛りが残り続ける子供もいます。

残念ながら、後者のケースがより一般的であるようです。 

日本の実態として非ネイティブの英語声掛け、つまり日本人の英語の先生を含む声掛けにより多くの子供が日本訛りアクセントをみにつけている現実も体感されていることと思います。

 

 この記事では、バイリンガル教育におけるこれらの多様な結果に焦点を当てます。特に、多くの小学校で英語を不自由なく話せる子供が極めて少ないという現実を踏まえ、親の声掛けが子供の発音習得に与える影響と、その結果としての取り返しのつかないケースについて考察します。 また、親の優先順位の高さとその影響、バイリンガル教育における親の役割と責任についても探ります。バイリンガル教育の現実と挑戦を理解し、最適なアプローチを模索することが、この記事の目的です。

 

 

親の発音の影響

 

バイリンガル教育において、親の発音の影響は重要な要素です。特に、非ネイティブの親が子供に対して英語で声掛けをする場合、その発音の正確性が子供の言語習得に直接影響を与えることがあります。

 

 単純に 大丈夫だとか だめである という 話しにはなりません。 次の関係が存在します。

 

 子供が英語ネイティブのコンテンツに触れている時間 

       VS 

 親子の英語会話時間 X 親の信頼度 

 

親の信頼度が高い場合、子供はその親の発音や言語パターンを強く模倣する傾向にあります。これはバイリンガル教育における重要な課題の一つです。

 


親の信頼度と訛りの移行のリスク

高い信頼度をえている親の 非ネイティブ発音は強く影響するという皮肉がここにあります。

親が絶妙にビデオの演者のほうを優先してほしいことを伝えきれるならいいのですが・・・

なかなか 子供の気付きに期待するしかなくなってしまうのです。

  1. 高い親の信頼度: 子供は、親を模範とみなし、その言葉遣いや発音を自然に真似します。日本人の親が英語を話す際、多くは日本語のアクセントやリズムが反映されるため、これらの特徴が子供の英語にも移ります。

  2. 訛りの移行: 高い信頼度のもとでの親の発音の模倣は、子供に訛りを伝えるリスクを高めます。これは特に、親が主要な英語の情報源である場合に顕著です。

 

誤謬率とネイティブ発音の習得

 

バイリンガル教育において、親からの誤謬(誤った情報や発音の伝達)が子供のネイティブ発音習得に与える影響は複雑であり、いくつかの要因に依存します。

  1. 誤謬率の影響: 誤謬率が高いほど、子供がネイティブレベルの発音を習得する可能性は低くなります。これは、特に親が子供の主要な英語の情報源である場合に顕著です。

  2. ネイティブコンテンツの露出: 子供がネイティブスピーカーのコンテンツに多く触れることで、親の誤謬の影響を相対的に減らすことが可能です。ネイティブの発音との頻繁な接触は、非ネイティブの親の発音に起因する訛りを修正するのに役立ちます。

  3. 子供の特性: 子供の個性や学習能力も、ネイティブ発音習得において重要な役割を果たします。ある子供は親の発音の誤謬を自然に修正し、ネイティブレベルの発音を身につけることができるのに対し、別の子供ではこのプロセスがうまく進まないこともあります。

 

 

親の優先順位と言語発達

 

親の優先順位が子供の言語発達に与える影響は、親の声掛けの頻度や質に直接関係しています。親の言語能力や子供への言語教育への献身的な態度は、子供の言語能力の発達に大きく影響します。

  1. 親の言語能力: 高い言語能力を持つ親は、子供により良質な言語環境を提供できます。
    しかし、非ネイティブの親が不正確な発音や文法を使用することは、
    特に子供に強く慕われる場合は其のリスクがたかまるのです。

  2. 子供の言語発達に誤ったモデルを与える可能性があります。

  3. 献身的な態度: 言語学習における親の献身的な態度は、子供の言語能力の発達を促進する重要な要素です。親が積極的に子供の言語学習に関わることで、より良い学習結果が得られる可能性が高まります。
     ただし発音面については 以上のべたように慎重であるべきでしょう。

 

結論

 

バイリンガル教育における親の発音の影響は、子供の言語習得において重要な要素です。非ネイティブの親からの声掛けは、子供の言語発達において様々な結果をもたらす可能性があり、それは親の発音の正確性、子供がネイティブコンテンツに触れる時間、親の優先順位、そして子供の個性によって異なります。バイリンガル教育の成功には、これらの要素を総合的に理解し、それに基づいたアプローチを採用することが重要です。