傲慢と善良 辻村深月 朝日新聞出版
婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。
2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な"恋愛"小説。(出版社より)
この作品……かつてお見合いという名の婚活を繰り返し
どうにかこうにかお相手を見つけて結婚した自分には
「傲慢」「善良」の言葉が刺さりまくって胸が痛ーいって感じでした
あの頃の私
母親に言われるがままドナドナ♪な気分で
お見合いしてましたが
これ、私の友達、みんなそうでした。
時代?
それとも類は友を呼ぶってやつ??
いずれにせよ
当時のお見合い制度がなかったら
きっと今頃私はおひとり様だったことでしょう。
この作品では
マッチングアプリを使っての婚活なわけですが
突然失踪した坂庭真美の過去を知っていく過程が
ほんと辛かった……他人事とは思えなくて。
我が家にもいるんです
浮いた話の一つもないいわゆる適齢期の男女が。
非婚化、少子化の話を聞くたび
我が子のことが思い浮かびます。
どうするんじゃろうちの子たち。
怖くて聞けねーー
この作品、映画化されるそうで
真実ちゃんは奈緒さん→良いと思う‼️
架くんは藤ヶ谷くん うーんどうだろう(笑)
私、読んでいる間ずっと松下洸平さんを脳内キャスティングして読んでいたもんで^^;
映画も楽しみです♪