「水車小屋のネネ」 | ここから これから いっぽいっぽ

ここから これから いっぽいっぽ

『座右銘』
暮らしは分(ぶん)が大事です
気楽が何より薬です
そねむ心は自分より
以外のものは傷つけぬ
      堀口大學

本日の読書感想文


誰かに親切にしなきゃ、

人生は長く退屈なものですよ


18歳と8歳の姉妹がたどり着いた街で出会った

しゃべる鳥〈ネネ〉

ネネに身守られ、変転してゆくいくつもの人生ー

助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説 (毎日新聞出版HPより)


本屋大賞の候補作になったときに図書館で予約しようとしたら

もうすでに3桁の予約人数。

本屋大賞恐るべし。

諦めて自腹で買いました悲しい


静かであたたかなお話で

読み終わってしばらくは「良い人」になった気がしました(笑)


この物語のキーパーソン(鳥だけど)ネネ

ヨウムという種類だそうで

なんと環境さえ合えば寿命50年の長生きさん。

ネットで調べてみると

他にも大型のオウムとかは長生きだそうで

飼育するなら覚悟が必要と書いてありました。

ですよね……。

自分と人生を共にするわけですから。

少なくとも私が今から飼い始めるのは無謀の一言。


でもね、本の内容とは全く関係ないのだけれど

本来はアフリカの森林で自由に飛んでるはずの鳥が

なぜか日本で飼育され

パートナーでもいればいいけど

おひとり様で長生きするってネネ自身はどう感じているんだろう。


幸いネネは

最初の飼い主が亡くなった後は

娘さん夫婦、そして姉妹たちに大事にお世話されておりますが。

うむむ〜〜であります。


改めまして

本屋大賞2位、おめでとうございますお祝い