群馬穴場スポット巡り Part1 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

スッキリしない天気の週末でしたので、お手軽穴場スポットを巡ることにしました。

 

場所は群馬県の南東部にある館林市と邑楽町を、せろおくんに乗ってまわってみます。

 

ちょこちょこと市街地を巡るには、せろおくんの軽快さがとても役に立ちますね。

 

 

まず最初に訪れたのは、館林駅前にある「日清製粉グループ 製粉ミュージアム」です。

 

入館料200円ですが、アンケートに回答するとお土産がもらえて、かなりお得です。

 

 

製粉ミュージアムは、小麦と小麦粉をテーマにした、とても貴重な企業文化施設です。

 

入り口では音声ガイドの機械が借りられるので、自分のペースで回ることが出来ます。

 

音声を聞くためのイヤホンは、持ち帰りOKなので入館料がさらに安く感じられます。

 

 

まずは新館の展示から見学スタートなのですが、こちらの写真撮影はOKでした。

 

明治の機械製粉黎明期の様子から、最新の製粉テクノロジーまで、製粉にまつわる

 

幅広い知識が紹介されています。身近な商品も見れるので、興味深いかと思います。

 

 

新館を進むと、正面の壁に実際の工場内の様子が、大きく映し出されていました。

 

工場内は無人で清潔に保たれ、すべてコンピューター管理されることでした。

 

次が小麦を細か砕くロール機の新旧展示で、粉砕の仕組みが詳しく説明されてます。

 

 

こちらが砕いた小麦を振るうシフターという機械で、新旧モデルとも展示しています。

 

壁側にはモニターにて小麦入門講座が見れて、製粉技術の今も知ることが出来ます。

 

また最先端の製粉工場を、模型を動かしながら学べるパノラマシアターもあります。

 

 

反対側のガラスの向こうには、収蔵展示室があって、昔の製粉機器がならんでいます。

 

最初はドイツ製の機械を購入して、生産を行っていたそうで、国産化は後の話です。

 

なかなか目に触れることのない機械ですが、私たちの食生活を支えてきたのですね。

 


続いて、明治期の建築様式が色濃く残る、おとなりの本館展示コーナーへと進みます。

 

本館のほうは、基本的に一部を除いて写真撮影はできないとの看板がありました。

 

ゆえにこちらに掲載させていただくのは、撮影OKのモノだけです。ご容赦ください。

 

 

本館では、群馬県館林市で発祥して日本の成長とともに歩んできた日清製粉の歴史と、

 

歴代経営者の製粉にかけた情熱的な生涯に関する資料や品々を展示しています。

 

また、1980年代からの経営改革活動「NI活動」の軌跡なども展示されていました。

 

 

新旧両間の展示を見終えたら、敷地内にある「三光の庭」を散歩してみましょう。


「自然豊かな草花や鳥を残そう」という目的でつくられ、整備されたた日本庭園です。

庭園にある池のなかには、石臼が置かれていて、太陽と月と星を象徴しています。
 

 

この石臼はフランスで造られ、修道院で製粉用として使用されていたものだそうです。

 

池には色とりどりの錦鯉がたくさんいて、美しい鯉を間近で見ることができます。

 

庭園には飲み物の自動販売機がある休憩室があるので、ひと息つくのもおすすめです。

 

 

製粉ミュージアムの見学も済ませて、そろそろ次にスポットへと移動しましょう。

 

駅の反対側には、他にも見どころがあるみたいなので、行ってみることにします。

 

館林市指定の散策路「歴史の小径」を歩いていると、古い建物が見えてきました。

 

 

 

「歴史の小径」の突き当りに「鷹匠町長屋門」という、立派で真新しい門があります。

 

これは、豪農であった松澤家の長屋門の部材を利用し、その構造等は踏襲しながら、

 

武家屋敷門風に建てたものだそうです。無料の駐車場は、この向かいにあります。

 

 

※Part2へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 

つづく・・・